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COLUMN |
SURF COLUMN 2007/5/16 |
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『第2回目』
さて前回は、最近のサーフムービーのトレンドについてすこしばかり紹介させていただきましたが、
今回はサーフアートに関して少々・・・・。
毎年この時期になってくると気になるのが、『THE GREENROOM FESTIVAL』の動向ですな。
今年も、大阪は5月20日に名村造船所跡地。横浜は5月26日に例年どおりの大桟橋ホールでそれぞれ開催されるようです。いやはや大した物で、一昨年からSTARTしたこのサーフアートの祭典も、すっかり春の風物詩(確か05年の初回は、ミゾレまじりの真冬開催でしたけどね)。
文化な香りは完全に定着してしまった感はありますなあ。
サーフ・ミュージックというジャンルで語られる音楽を中心としたこの『THE GREENROOM FESTIVAL』。
残念ながら、この緊張感の片鱗も感じられない今様サーフ・ミュージックってヤツが、僕はめっぽう苦手なのです。
それこそ、アコースティックな横乗りばかりでなく、The White Stripesあたりが演っているような、パンキッシュなブルーズ・ロックなんぞのほうがよほど波乗りっぽいと思っているんだけどなあ・・。
ま、そう感じているのはおそらく僕だけのようで、いつも会場は、充満するその緩い音に身を任せ、優雅に横揺れする美しい女性たちで一杯というのが定番。
そんな訳で僕はと言えば、毎回会場を訪れてはいるにも関わらず、そんな女性達をニンマリと眺めつつも、そこで演じられている音楽にノリノリになる事はついぞなく、もっぱら展示されている写真やアートそして専門分野でもある映像作品を味わいながら、しこたまワインも味わって酩酊してしまうただの酔っぱらいオヤジと化しているわけです。
ああ情けない・・・。
という訳で、音楽以外なら、僕なりに今年の目玉をいくらでもご紹介出来ますよ。
FILMでは、昔懐かしい JEFF HORNBAKER ALBERT FALZONの"GLOBUS"やTaylor Steeleの新作。前回ご紹介した PATRICK TREFZは"THREAD"の他にプリント作品も展示するようなので、実に楽しみ。
ARTでは、急遽参加が決まった花井祐介が個人的には注目株だ。
ずーっと横浜湘南のアンダーグラウンド・シーンで棲息していた彼は、70年代のテイストを今の空気にアレンジした独特な世界観を持ったアーティスト。
彼の“レトロ新しい”世界を、是非この機会に味わって欲しい。
http://hanaiart.gozaru.jp/
な訳で、今年の『THE GREENROOM FESTIVAL』楽しみだね。なんかまとまんないコラムで恐縮です。はい。
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