Hi!調子はどうっすか?松本夏生(Natsuki)だよ。
え~、今回はタイトルにある通り!「抵抗」。
さっそく皆様にいくつか質問。
Question 1 :
もし、スケートボードが育ちの良い家庭などで行われてきた紳士淑女の遊びで、現代では習い事も盛んで、ストリートスケートも社会的に尊敬の目でみられるとしたら、
あなたはスケートボードに乗ってると思いますか?
Question 2 :
「いいえ」と答えた方に質問。では、なぜあなたは社会の迷惑者にされがちなスケートボードに乗ってると思いますか?
Thinking time……
(ただ楽しいって事じゃ答えになってないよ。一旦ここガチで考えてほしい)
今あなたの答えもお聞かせ願いてぇけども、コラムだから一方通行で申し訳ない。ごめんだけど話し続けるね。
私はそれでもスケートする理由は「抵抗」だと思ってる。
私の家族はスケートボードを良く思っていない。それで何度もぶつかったし、家も出た。(子供すぎて恥ずかしすぎて隠れたくなる。)でも、それが当時の私なりの抵抗だった。
スケートしてたら必ず何かとぶつかる。
家族、仲間、学校、仕事、ポリス…暴力的に総称すれば社会。
みんな色々抱えてる。それが大きければ大きいほど、この板きれと、それに引き寄せられた仲間に支えらている気もした。
ミュージシャンも、アーティストも、科学者も、アクティビストはもちろんのこと、みんなアウトプットが違うだけで、抵抗してるんじゃないの?そこのあなたも。
1964年にノーベル平和賞を受賞し、非暴力主義による抵抗運動で黒人解放の父と呼ばれたキング牧師がこう言っている。
-He Who Accepts Evil Without Protesting Against It Is Really Cooperating With It-
by Martin Luther King Jr.
[悪に対して抵抗せず仕方ないと受け入れることは悪に協力してるということだ。]
by キング牧師
めっちゃでっかい漠然とした不安とかあると思う。
でも、私は板の上にいる間は抵抗だ!って思ってる。
特にこんな世間からの風当たり強い環境で、スケボーっていうもんに取り憑かれてる私達は、なにかに抗いたくてプッシュしてるんやないかなって思ってる。
みんなもそう思ってて欲しいって思ってる。
スケーターからピースって言葉をよく耳にするけど、ピースのためへの抵抗が真のピースに繋がるんじゃないかな。
抵抗をテーマにした私の過去の映像作品がありまして、退屈かもしんないけど一応紹介。
ディグってたら見つけたprotest skateboardsの映像も載っけときます!!笑
ご精読ありがとうございました〜!
For the peace of the world.
Free Palestine.
東京都、1999年8月生まれ
東京藝術大学卒業。在学中にスケボーに出会う。現在は転職活動中。未来は未定‼
デッキは毎回自分でデザインするのがモットー。
snatch factoryというガールズスケーターを中心としたskate crewで映像やzine、ポップアップなど活躍中〜!YouTubeも要チェック!!
Instagram:@nuts_the_kid @snatch_factory_
YouTube:snatch factory