みなさん、こんにちは。
コラムを機にスケートをはじめてから今までの10年間について考えてみました。
振り返ってみると、要所要所できっかけを与えてくれた人たちやたくさんの出会いがあったから続けてこられたなと思いました。
今回はそのお話をします。
私がスケートを始めたころはスケーターが少なくて、女性スケーターはさらに少なかったです。
必然的に一緒に滑るのはいつも男性のスケート仲間でした。
通っていたショップの常連の人たちが、私の最初のスケート仲間でした。よく行くスポットに誘ってくれました。
はじめの頃、ストリートへ滑りに行く時はプッシュでおいていかれないように必死でした。
スポットに行ってもみんなのようにカーブに入ったりできなくて、隅の方でオーリー練習をしていました。
必死に練習しているとオーリーのポイントを教えてくれたり、一緒につきあってくれたりしました。
次はこのトリックやってみなよとか、私のモチベーションをあげてくれていた仲間に感謝しています。
でも、ふと感じることがあって、まわりの仲間と比較すると自分のスケートがダサいなとか、全然成長しないなとか悔しさを感じることも多かったです。
男性からスケートの刺激をもらうことが多かったなか、カマさんとチヒロックさんが主催するガールズスケーターのイベントに参加したことがありました。
私と同じように周りに、女性スケーターが少ないなと感じていた全国各地からの参加者がいて、中には飛行機で来たなんて人もいました。
彼女たちと一緒にスケートする中で刺激をたくさんもらうことができました。
なかでもその時に印象的だったのは、カーブトリックが得意な女性でした。
身近で知っている女性のスケーターはアール系が得意な人が多かったので、カーブが得意な人はとても新鮮でかっこよかったです。
イベントに参加して、私も何か得意と言えるトリックを身につけたいと強く思うきっかけになり、いろんなスポットやパークにいきたいと思うようになりました。
それからは少しでもスケートするタイミングがありそうな時はついでにスケボーを持っていくのが日常になりました。
当時、大学生だった私はインターンをしていたのですが、その活動は泊まりで県外へいく機会が結構あったので、その時にもスケボーを持って行っていました。
かなり理解あるインターン先だったのでフリータイムの夜はスケートしておいでって感じで。笑
「スキルがないからな・・・やめておこう。」と思うのではなく、行かないのはもったいないと思うきっかけになりました。
それはそれで自分の苦手なことを知れたり、新たな気づきだったりがあるので積極的に遠征もするようになりました。
(↑ついでにスケートボードを持って行ったシンガポールのストリート)
(オーストラリア ボンダイ・スケートパーク)
仲間たちと遠征したり、いろいろな人と出会ったりするなかで新たな目標ができたのもこのころでした。
そのお話はまた次の回で!
松井麻琴 プロフィール
INSTAGRAM:@m2_makoto
スポンサー:Sunny skateboard(@sunnyskateboard)