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コラム

種田智典『第2回 恵まれた環境からスタートしてラッキーだけど。。。』

2017/06/21 tag: 種田智典

こんにちは。
種田智典です。
今日も便所で読んでるんですか?
便所で読んだよ、っていう話をちょこちょこと頂きまして「あぁ、沢山の人が便所で読んだんだなぁ」と思いました。

しかし梅雨ですね。
これ書いている今は雨です。
梅雨です。
雨が続くとスケーターはストレス溜まりますね。
最近は室内パークも充実してるから割と滑れるけど、やっぱり晴れた日に外でアチ~アチ~言いながら滑る気持ち良さにはかないませんよね。
ここのところ夜スケする時間がなかなか取れず、週に1回2回の週末スケートです。
平日夜も滑りたいですが、ほぼ24時には就寝タイムでして。。。
言い訳ですね。頑張ります。

さて、前回のコラムはクソみたいな自己紹介でしたが、お約束した通り、恵まれた環境の僕がいかようにしてスケートボードの写真を撮ってきたか、いるのか、書きたいと思います。
そう思ったんですが、書いてる途中でよく分からなくなってきました。
そもそも僕のそんな話を書いたところで面白いのか。
そんな事はどうでも良いんじゃないか、そう自問自答した結果「まぁなんでもいいか」となりました。

で、僕は当初、横須賀のKOVAくんが撮影していた「UNBOUND」という映像作品やSITAMATI FILMで撮影していた「UNITY POWER」という映像作品に一緒に付いて回ってる事が多かったです。
UNBOUNDは、漆間正則くん、柳町唯くん、関本秀巳くん、藤平恭平くんがパートを持っていて、あちこち色々と行っていましたね。
SITAMATI FILMは、玉木雅和くんが中心になっている撮影クルーで、赤熊寛敬くん、林秀晃くん、天沼伸之くん、浦安のローカルスター達を中心に盛り沢山の人達の動きで、一緒に色々と撮影に行きました。
他にも横浜桜木町ローカルの森下肇くんや松原裕一くん、新潟の関根康将くん、あげきれない程他にもたくさんの人達と撮影に行きました。(全員フルネーム記載してみた)
最初からこんなに多くの素敵なスケートボーダー達と撮影に行けたのはホントにラッキーだったなー、と今でも思います。

現場の空気感や、メイクに至る過程、メイクにかける気持ち、メイク後の喜び、それ以外にも沢山の楽しみなどなど、スケートボードの写真を撮る上での醍醐味をたくさん味わえたと思います。
その分、その中毒性にもやられ、益々撮りたい欲求に駆られていった感じですね。

とにかく、現場の右も左も分からない僕でしたが、たくさんのスケートボーダーのおかげで撮影を重ねる事が出来ました。
そのお陰で僕はあーだこーだと考える事が出来て、間違いなく今の僕の基本的な軸になってると思います。

しかし撮影した写真達はなかなか陽の目には当たりませんでした。
たぶん5年くらいは世の中に出なかったと思います。
写真を雑誌に使って貰いたくて送ったり、写真を見て貰ったりしてましたが、まぁほんと結果は出ませんでした。
知識も経験もセンスも無い人間は、いくら素敵なスケートボーダーを撮ってもダメなんです。
まあつまりクソです。
もう撮るの辞めようかな、と思った時もあります。
せっかく撮影させて貰ったのに、使われる事はなく「ホントすいません」という気持ちでいっぱいでした。

しかしほんと写真が使われないので、悩んだ僕はそもそも写真の事も知らなすぎると思い、写真の勉強に通ったりもしました。
そのおかげで写真の面白さも深まった気がします。
勉強の成果として個展を開いたりしました。

で、思ったんです。
スケートボーダーが自分らしく滑っているのを撮影するわけですが、撮影する側も自分らしくある事が大切な事なんだと。

やっぱりその人らしさが無いと、人の目には止まらないんです。
突飛な事をやるとかじゃないです。
シンプルなトリックでもカッコいいスケートボーダーが沢山いるように、写真もシンプルでカッコいい人達が沢山います。
自分らしくやっている人は、スケートボードでも写真でも、ちゃんと他の人にも伝わるんだという事です。
もちろん基本的なスキルも重要だと思います。
そのうえで、その人らしさを出せているかどうか。
自分でそこを意識的に撮影するようになってから、ちょっとずつ写真が形になっていきました。

そして1枚の写真がSb Skateboard Journalというスケートボードの雑誌に使われて、その思いが確信に変わったのです。

というわけで、その写真についてとか諸々を、次回のコラムで書こうかなー、と思います。

Sb Skateboard Journalにも書いた文章と内容がかぶるので、僕の事をチェックするような鬼マニアックな人には「その話聞いたし」ってなるかと思いますが、僕もそんなに話のネタがあるわけでもないので、どうぞご勘弁ください。

恵まれた環境の僕がいかようにして撮影してきたか、いるのか、まったく伝わらない感じかつ、盛り上がりにも欠けたままですが、第2回目のコラムを終わりにしたいと思います。
ご精読ありがとうございました。
それではご唱和ください、ウンコー!

taneda photo
UNBOUND撮影中

taneda photo

sitamati film撮影中

taneda photo
KOVAくんとsitamati filmで撮影に行ったReLaツアー



種田智典プロフィール
Photographer
http://www.tomonoritaneda.com/ 

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