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コラム

齊藤哲『第3回 「KEEP ON~」』

2019/01/30 tag: 齊藤哲

進めて行く!あれもこれもアッチもコッチも欲張って楽しんで進めて行く、いつかイメージした理想に、少しずつでも一歩でも匍匐前進でも近づけて行く何が何でも!

タイ人の解体屋さんからタダで3台スノーモービルを貰ってきたのが2008年の10年前ぐらいで、その解体屋さんは北京オリンピックの時の鉄屑が高騰した時に、家の施設の鉄骨やら車だったり色々タダであげた時からの付き合い。今でもタダで軽トラックやら作業に使う車をもってきてくれる。昔ながらの物々交換。

satoshi saitou photo

30年以上前の古いスノーモービルで1980~1986Yamaha S540。最初はキャブをバラして掃除して、古くなった燃料ホース交換して火花が飛ぶか確認してキャブクリーナー吹き込んで爆発エンジンがかかれば、稼働する部分に油さして、眠ってた鉄屑に魂が吹き込まれて蘇る!

satoshi saitou photo

コレは大原のSM15D昭和43年スノータイガー・シリーズの始祖、第9次南極観測隊によって南極に持ち込まれた車両みたいです。この車両は猟友会の会長さんが家に置いておいて使っていいとの事で、スノーモービルカスタムビルドするまでは、この雪上車で牧場の角まで道をつけたところをスノーモービルで上がっていって根子岳、四阿山のアクセスに使ったり滑ったりしていました。
上の写真は、アラスカに初のトリップをメイクして帰ってきた年の春FREERUNと241の企画DAVOS SNOWBOARDING CAMPの時の写真です。
Rord to Cordovaアラスカトリップムービーと帰ってきた春のDAVOS SNWOBOARDING CAMPの映像がEpic-Snowboardingmagazineのインタビュー記事に載っています。合わせて是非チェックしてみてください。
https://epic-snowboardingmagazine.com/articles/expression/satoshi-saito/2017

satoshi saitou photo

運転席には愛犬ブラック。牧牛犬、北海道のBOYA FARMで1歳まで調教されて牧場に来た血統書付きのボーダーコリー、若い時は100頭以上の牛の群れを自在に動かしてました。舌が長くて常に舌が出ちゃってる。

satoshi saitou photo
スノーモービルをカスタムビルド

キャタをロングのラグ高にカスタム、まずはチェーンケースのギアオイルを抜いて、蓋を外してメインのシャフトにハマっているクリップを外して、ベアリング抜いてギアケースごと外す。メインのスプロケットの反対側のベアリングも外すとスプロケットのシャフトがフリーになる、後はキャタの張りを緩めてスプロケット抜いて後ろの支点の二本のボルトを抜けば、キャタとレール一式抜ける、ラグを高くするとボディーと干渉してしまうので、スプロケットの軽を8Tから7Tに下げる、一番後ろにあるローラーのエクステーションはアルミの10mmのフラットバーを、ドリルとグラインダーで加工してボルトオン!

satoshi saitou photo
ハンドルUPはグラインダーで切って鉄の丸棒見繕って

satoshi saitou photo
立ち乗りして少し肘曲がるぐらいにセッティングして

satoshi saitou photo
アーク溶接

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塗装してトラバースバーは200Vの3線のケーブルをホースバンドで固定して、全部家に転がってるありもので作った。

satoshi saitou photo
左アクセルは一番チープな自転車のブレーキを流用した。オリジナルマシーンの出来上がり!
かなり走破性アップ雪上車で踏まなくてもスタックしなくなりました。ノートラックガンガン上っていきます!

satoshi saitou photo
牽引バーも家に転がってる40mmのアングルを溶接してシャックル付けたりしてオリジナル、仕事があって空いた時間に少しでも滑りたい時に、一人でも1台でピャーっと山上がって行って、滑ってきてもう一台でピックして帰って来れる二人なら一人は常に滑って来れる。画期的な牽引バー!

アイディアと実行力、思いついたこと片っ端からやってみる失敗しても、やらないよりは面白味が生まれてくるKEEP ON~「あれも欲しい これも欲しい もっと欲しい もっともっと欲しい」「あれもしたい これもした もっとしたい もっともっとしたい」両手じゃ抱えきれない!

3回目もありがとうございました。

Creation 
 Diy
Life is Free

 

齊藤 哲(Satoshi Saitou)プロフィール
1986年12月25日生まれ 長野県出身。
標高1581mの高原地帯、菅平にて牧場を家族経営するスノーボーダー。育った家の庭が120ヘクタールもの面積を持つ山(東京ドーム27個分)という稀有な環境で幼少より育つ。自然の雪遊びから横乗りに目覚め、フリースタイルな滑りのスタイルをDIY生活の中からsnowboardingにoutputして日々を楽しむフリーマン。
THE FIGHTING FARMERSでベース担当、バンド活動もしています。
スポンサー:Greeen.Lab Snowboard / 241clothing / ダボス牧場
出演作品
Key Station(KMP FILM)
Road To Cordova(241clothing and Green.Lab)
D.I.Y(GREEN.LAB)

 

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