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コラム

齊藤哲『第2回「イメージ」Image』

2019/01/16 tag: 齊藤哲

新年あけましておめでとうございます。第二回もよろしくお願いします。

年末寒波もあって積雪が重なって各地でDeepでDoopなSessionが繰り広げられてる頃だと思います。

satoshi saitou photo

Image生きていく上で本当に大事な事だと修繕作業をしながら考えていて、このまま放っておいたら崩れ落ちるであろうと、想像して形があるうちに土台から鉄骨を組んでいく、材料も施設の使ってない天井レーンだったりをかき集めたり、使えると思った鋼材は、使わなくなった物からバラしてストックしてあって、あるものを使うからタダ、寸法を測って鉄骨をカットして運び込んだらあとは現場合わせで、組んでいく元々の物よりも頑丈に組みあがった。まだコンプリートではなくて崩れ落ちない程度まで仕上げて後は春から取り掛かる予定、業者に頼めば莫大な金額になるであろう工事も工夫してDIYだと経費も掛からない上に技術まで備わる。アンカーボルトもこの作業で正確に打てるようになりました。

satoshi saitou photo

自分たちの生活には欠かせない車だったり、重機のエンジンを掛けるの一つにしても本当に想像させられる、ディーゼルであればグロープラグが真っ赤になったのをイメージしてセルを回す。キャブ車だったらチョークを引っ張って濃い燃料を送って最初の爆発を映像でイメージする。エンジンが温まらないうちに高回転回すとシリンダーからピストン、ピストンリングがすぐに痛む、エンジンブロックの熱膨張まで想像しながら運転していると自分が明確に操っている感覚になれる、イメージは感覚を生み、感覚はイメージを生む、人間が作り出す全ての物はイメージから創り出されているんじゃないかと思う、「イメージ イメージ イメージが大切だyeah中身は無くてもイメージがあればいいよ」憧れのPunk Rockerも叫んでた。

イメージがあればどこへだって飛んでいける、宇宙の果て4次元宇宙、今地球がある宇宙の、他にも宇宙が何個も存在しているかもしれないと思うと、果てしない。太陽系を物凄いスッピードで回っている自分たちが住んでいる地球も、ネアンデルタールからホモサピエンス人一人の人生100年余り宇宙規模で考えると本当に一瞬も一瞬、その一瞬イメージの赴くままに進んでいけたらなーと、思いながらの平成最後の大工事でした。

satoshi saitou photo

ありがとうございました。
3回目に続きます。

Creation
 Diy
Life is Free

 

齊藤 哲(Satoshi Saitou)プロフィール
1986年12月25日生まれ
125haの広大な牧場で生まれ育ち自然の雪遊びから横乗りに目覚め、フリースタイルな滑りのスタイルをDIY生活の中からsnowboardingにoutputして日々を楽しむフリーマン。最近は30年で朽ちた牧場の施設をDIYで修繕をしながら来る冬に抜けて思いを馳せている。
THE FIGHTING FARMERSでベース担当、バンド活動もしています。
スポンサー:Greeen.Lab Snowboard / 241clothing / ダボス牧場
出演作品
Key Station(KMP FILM)
Road To Cordova(241clothing and Green.Lab)
D.I.Y(GREEN.LAB)

 

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