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コラム

松本剛直『第3回 日本サーフアカデミー高等部 "先生のクセが凄い"』

2018/10/17 tag: 松本剛直

負けるんじゃないぞ
ヒートの直前に生徒の目を見て、低い声で「負けるんじゃないぞ!」
横で観てる方が怖ーっと思うが、
生徒はニヤッとして分かりましたと言って海に向かう
頑張ってきてる生徒に頑張れは当たり前だし、これ以上ガンバレは、酷な話。
生徒の心に刺さる言葉、ゆっくり目の奥を見て、
低い声で「負けるんじゃないぞ!」と送り出す。
その真意は、腹を据えて戦ってこい。
練習は裏切らない。
たとえ不利な状況になっても、自分を信じろ、今までの練習を信じろ
自分に負けるんじゃないぞ!
自分に負けなければ、結果が望んだものと違ったとしても
それは、相手がそれ以上に上手かった、相手を褒めよう、
潔く
負けるんじゃないぞ!
勝って驕らず、負けて腐らず。

matsumoto nsa-hs photo

今日の敵は、明日の友
ヒート中にスコアが上がらない。
終了後にどうした?っと聞けば、海の中でケンカしていたと・・・
熱くなってヒートアップ、沸騰したヤカンだぁ。
そんな時に、先生が「今日の敵は、明日の友だからな!」と生徒に言う
生徒は、「エッ・・・」って感じであった。
数か月後、めちゃくちゃ仲のいい、友となっていた。
先生ならではの、特殊能力? 戦略? 何かがあり。
より太い友情となった。
詳しくはよくわからない・・・・。 魔法????

matsumoto nsa-hs photo

先生方は言う、アマチュアのゴールがプロではない。
生徒の将来を見据えて、生徒の性格や技術、体力、精神面等をよく見て
プロとなってメシを喰って行けるかを見極めてほしいと
プロになって3年の以内にマネーラウンドに上がれるような
しっかりした技術を身に着けさせ、力をつけてる生徒だけ
くれぐれも、すぐにプロにするなと先生方は言う。
プロの厳しさ、一握りの選手だけがメシを食べて行ける現実を踏まえて

確かにアマチュアから早くにプロになっても勝てなくなる
相手はプロ、そう甘くないのは事実
アマチュアで勝って優越感を味わっているようでは、まだまだ
それは同世代の事であり、相手もアマチュア
勝てなくなってくると劣等感に変わる
劣等感から腐り始める、そうならないようモチベーションをコントロール
決して生徒を潰さない
高校生活3年を有意義に活用し内面の強化、
アマチュアで足踏みさせても、人として外に出して恥ずかしくないよう教育
そもそも、プロの養成所でもエージェントでもない
生徒の活動を理解し支え、生徒の未来を常に考えてる事である。

先生方の指導方法
種目はサーフィンだが、武道のようだ
よくサーフィンの指導でカタカナ多用して難しく教えてる光景を海で見るが
わが校の先生方は真逆である
難しいカタカナは出てこない。
分かり易く、身体の動かし方、呼吸のとりかた、まるで武道
波との距離感、目線の確認、動作確認、腰の切れ、指先まで、まるで型
違いは、最後に「ヤァー」っと言わないだけかもしれない

極限まで我慢して立て
傾斜角を使って、一気にボトムへ降りろ
曲がりは太く、引きずるように
遠心力に負けるな
軽いペラペラした切り替えは禁止、なんでもかんでも飛ぶなぁ~・・・

matsumoto nsa-hs photo

matsumoto nsa-hs photo
通信制高校サポート校 
日本サーフアカデミー高等部 
https://www.nsa-hs.net/
学校法人山口精華学園 神奈川校・千葉校

松本剛直プロフィール
稲村ケ崎に親戚の家があったのでサーフボードとの出会いは物心ついたころ
はじめて波に乗ったのが小学生のころ、それから半世紀、海と共に。
日本サーフアカデミー高等部 入学相談員

 

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