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開催:2025年2月12日(水) 〜 2月13日(木) 会場:パシフィコ横浜詳細 »
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コラム

鳥取大学サーフィン部『第2回 サーフィンと私』

こんにちは、鳥取大学サーフィン部4年の天野成(あまのなる)です。鳥大サーフィン部のコラム第2回目を担当させていただきます。よろしくお願いします。

サーフィンと出会ったのは大学に入学してから。友達に誘われた体験サーフィンにふらっと参加して、先輩にサーフボード押してもらって波が岸まで連れて行ってくれる感覚が気持ち良くって、これやりたい!!とその場で入部を決めました。

残り8ヶ月の大学生活ですが、自分でもなかなか波乱万丈な4年間だったと思います。元々獣医学科に入学し、1年間の休学中に沖縄やネパールやインドを放浪し、大学に帰ってきたかと思ったら転学科。
周りからはポジティブな性格と思われがちですが、実は沢山悩んで沢山泣いたこともありました。でも、そんなとき私の心の支えが海であり、サーフィンでした。正直その頃の私は「サーフィン上手くなりたい!リップ決めたい!」というよりリフレッシュしたくて海に通っていました。だから、頭サイズとか全然楽しくなくて(笑)、晴れた日に腰腹の波でメローにぷかぷかしているのが好きでした。でも、不思議なことにどんなに嫌なことがあっても夕方一人でサンセットを見ながら波待ちしたり、朝一部員のみんなとわいわい波乗ったりして海から上がると、いつの間にか悩み事がすーっと頭の中からいなくなってる。海って本当にすごいなあと思います。

私はサーファーが大好きです。年齢も性別も問わず、同じ条件でその場にいるみんなが波をシェアし合う。これって他のスポーツにはなかなかない感覚です。先輩サーファーの方たちは、良い意味でゆるくて話しやすくて、普通の大人とどこか違う。大学だと変な目で見られることも、海のなかでは笑いとばして面白がってくれる。しかも、一度波に乗るとめちゃくちゃ上手い。こんなギャップせこすぎます。
波が悪くても、知り合いとおしゃべりしたり海から上がってみんなでご飯食べたりするだけでその日一日幸せだし、朝一良い波に乗れた日なんかそれだけで一日乗り切れます。いつのまにか私はサーフィンとサーフィンを取り巻く環境に引き込まれていきました。

こんな私でも今では4年生になり、後輩が出来ました。まだまだへたくそだけど、後輩のみんなが「パドルだけで楽しい!」とか「今少し立てました!」って報告してくれてそれが本当に自分のことのように嬉しいです。私はサーフィンのセンスが皆無で全然上手くならなくて、だからこそ後輩が悩んでいることが痛いほど分かるし、自分の課題でもあります。全然乗れなくて悔しくて、泣きながら海から上がることもあります。それでもサーフィンが大好きで、もっとみんなにも好きになって欲しいと心の底から思います。サーフィンに出会えたこの鳥取という環境に本当に感謝しています。

周りに言えない悩み事を抱えている人もいると思います。私を支えてくれたのはサーフィンでした。こんなにサーフィンが自分の中で大きな存在になるとは思いもしなかった3年前。悩みながらも、これからも自分のペースで大好きな人たちと一緒に楽しく波乗りを続けていけますように。こんな私ですが、少しずつでも恩返しをしていきたいです。

鳥取大学サーフィン部

 

鳥取大学サーフィン部プロフィール
現部員数 49名 鳥取の海を拠点に活動しています。
部員のほとんどが大学に入学してからサーフィンをはじめ、少しずつ上達していく中でサーフィンの魅力を感じ、サーフィン中心の生活になっています。
大学の授業との両立をはかりながら空いた時間にサーフィンを楽しんでいます。
ビーチクリーンや地元の大会の手伝いなどに参加し、ローカルの方々との交流を深めています。

 

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