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COLUMN |
SKATE COLUMN 2007/6/20 |
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『Part3』
今回は世界を舞台に活躍するスケーター、丸山晋太郎のお話です。 自分のコラムに人の話?と突っ込まないで下さい。マルの話をしたほうが100倍面白いのです。マル自身の文才もすばらしく、いつか中島らもを越える作家になってもらいたいとすら思っているくらいです。人生いつでもショータイムな丸山くん、アメリカでもショータイムしているでしょうか?
僕の良き(悪い?)友人であり、Consolidated、Voxと僕が勤める会社で代理店をしているブランドのライダー(アメリカから直接)でもある丸山晋太郎が、相棒の菊池祥太と共にアメリカでスケート修行中です。4月20日から約3ヶ月、Consolidatedがあるサンタクルーズやその周辺のいわゆるNorth California(NORCAL)を中心にスケート三昧の日々を送っています。
時々彼自身の活動やアメリカのスケートシーンをリアルに報告してくれますが、アメリカのプロスケーター、カメラマンと一緒に撮影しまくり、そしてパーティもしまくりでスケート最先進国アメリカを十二分に満喫している模様です。満喫しすぎてバカにならないように気をつけてもらいたいところですが、すでに十分バカかも。。だからやっていけるのか。
現在は南カリフォルニアのサンディエゴに約2週間のツアー中。サンディエゴはプールや自作のスケートパークWashington Streetで有名ですが、このスケートパークは完全なるDIY(Do it yourselfのこと、自分でやるってことです)パークで数年かけて地元のスケーターと彼らに協力したスケートカンパニーによって公共の力を一切借りずに自分達の力で作りあげた奇跡の(ある意味地獄)スケートパークです。アメリカ初のDIYパークBurnsideをしのぐ勢いの狂ったセクションは多くのスケーターを魅了してやみません。そんな世界最狂のスケートパークにマル、祥太も魅せられサンディエゴに殴りこみ。彼らがどこまでやれるかなと思っていたところ、アメリカのとある情報筋から最新ニュースが。その情報筋によればローカルやプロでさえ彼らのスケートに驚いているとのこと。なぜローカルでもないのにそんな動きが可能なのか? マルと祥太は地元仙台とその周辺の東北のスケーターと団結し自分達が楽しめるスケート環境を、この数年の間に作りあげてきました。 山形の寒河江市は山形や仙台のスケーターが協力しあって作られた日本では最大規模のスケートパークです。 あのパークで滑っていたからこそマル、 祥太ともにアメリカ最狂のスケートパークでも素早く順応し、自分の滑りを見せることが出来たのだと思います。マル、祥太が日本に帰ってくる7月の後半から数ヶ月後には仙台にもすごいパークが出来るらしいです。
アメリカに行ったマルと祥太はスケートスキルの向上だけでなく、アメリカのスケート文化から多くを学び持ち帰ってきてくれるでしょう。 そしてますます仙台、東北、さらには日本のスケート環境が良くなっていくような気がします。そんな二人がいる仙台って楽しい街なんでしょうね。日本のスケート環境はまだまだ発展途上にあると思いますが、逆に考えれば、これからの自分達の活動でいくらでも良くなっていくとも言えますからね。
6月下旬にはデシこと大本芳弘がアメリカ、フィラデルフィアに単身乗り込みます。
そうです、あのストリートスケートの大御所、TrafficのRicky Oyola大先生のところに文字通りの弟子入りです。街がもつ可能性を最大限に使ってスケートボードで表現する究極のストリートスケーターOyolaさんからいろいろなことを学んできてくれるでしょう。一度死にかけたデシにもはや怖いものなし。いけるとこまで行ってもらいましょう。
これを読んでいるみなさん、あなたの周りにいいスケーターいませんか?
アメリカやヨーロッパに飛ばしてしまいましょう。
面白い事になりますよ、きっと。
田中憲治
http://www.advance-j.com/
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