前回のコラムで言っていたように地元では滑りづらい、地方に出ないと一緒に滑る、撮影する仲間もいないからモチベーションもあがらないという意識が元々高かったのもあってのアメリカもあったと思うんですけど、やっぱりまずどれだけうまいライダーしてるからって地元から離れないのはもったいないなって思います。
自分はアメリカに引っ越してからも、一人でいろんなところに滑りに行ったり、一人で大会を回ったりもしました。
そこでいろんな人に声をかけたりかけてもらってどんどん輪が広がって、気付けばライダーだけでなくブランドの会社の人たちとも仲良くなっていきました。
スケートボードは結局一人一人の良さをみんなで共有し合って、気の合う仲間達と滑って自然とブランドイメージができて、チームができていくと思うので、まずはその輪を広めることが大切だなと思います。
自分がアメリカにいた時に日本人はほんと少数しか見ませんでしたが、最近若い子達がDamn am行ったりTampa amいったり、自分がスポンサーしてほしい会社に挨拶しているのをみて、やっとその流れが復活してきてるのかなと思います。
そこでもちろん忘れていけないのがコミュニケーション。
大会やイベント中にこの人とまた滑りたいなって思ったら忘れず声をかけた方がいいです。
今のトリックヤバかったねとか、何今トリック狙ってるの?とか、ちょっとしたことでもいいんでどんどん声かけて、また今度一緒にすべろう!番号や今ならもちろんInstagram聞いてもいいと思うんで、繋がっておけばその人の地元に滑りに行くきっかけもできるし、家も泊まらせてくれてスポットも見せてくれる。
自分はそんな感じでいろんな所に住んでる友達が増えて、いろんな場所に行ける機会も増えて、撮影行くにもフィルマーとかフォトグラファーも紹介してくれて、いろんな形が残せました。
そこからブランドの友達にその素材を見せてこういうこと出来ないのかとか、相談してできたのがGrizzlyのwelcome映像でしたね。
やっぱり全然知らない人よりは身近にいる人の方が相談もしやすいし、イメージを作りやすいので、一緒に滑ることも大切だけどそれ以外も一緒に入れるのが理想。
自分をサポートしてくれている会社が日本の会社であれば、日本で活動することがまず大切なことなんですが、ほぼ海外のブランドの現状。
代理店からサポートしてもらっていても、ブランドに知ってもらうにはやっぱり本社に行くのが正しいと思います。
代理店は仲介役なだけでそこで満足するだけでなくせっかく物品を支給してくれている会社の為にも動かないと行けないと思います。
直接いきなり個人で行くよりはもちろん代理店を通して話をした方が繋がりやすさはあると思うので、みんなで協力して、例えばブランドから広告を出してもらえるように頼んでみるとか、どんどんアイデアを伝えてみたら必ず何かいい形が残ると思います。
物がもらえるようになるのは第一段階フローライダー
チームとして広告が出せるようになるのがアマチュアライダー
ブランドから自分の名前がついたシグネチャーモデルを出せたらプロスケーター
この段階があってのライダーの流れになるので、やっぱりまずは会社と繋がってこれをいかにクリアーできるかが大切。
たまにいきなりチームにはいってモデル出てくる人もいるんですが、それはすでに世界中回ってコネクションがありその人の背景にはかなりの仲間がいる人がメインだと思います。
最終的に言えばやっぱり人とちゃんとコミュニケーションがとれて、いかに自分のスケート人生のキャリアを築く為に何をしていくかが大切。
いまやSNSで人と繋がりやすくもなってるし、どんどん自分をアピールして言ってくれる人が増えてくれたらな!
最近海外からいっぱいスケーターが来てるけど、よく言われるのが日本人のスケーターのレベルやばいって聞く。
来てくれた人にしか伝わらないなら自分から外に出て滑ることもしてみたら、もっとスケートも楽しくなるし、自分のスケート人生に何か一生残せる形が出来るかなと思います。
是非是非時間があればライダーに限らずスケート馬鹿な人は海外に行ってみてほしいです!
スケートしていたおかげで普段行かないような場所に行くことも出来ると思うし、いろんな人に出会えてかなりいい刺激になると思います!
そろそろグリーンラベルがなくなるので今回はこれくらいにしておきます(笑)
小島優斗 プロフィール
グリーンラベルを日本で1番飲んでる自身のある小さな熊さん
スポンサー:ムラサキスポーツ,Sk8mafia,Es skateboarding,Grizzlygriptape,Diamond supply co,JHF,Andale bearing,Crupie wheel,Skate sauce,Ashbury eyewear,Howl supply,Rastaclat
Instagram:@yutokojima
Facebook:Yuto Kojima