野球への情熱がサーフィンへ…
自分のサーフボードが欲しくて欲しくて必至にアルバイトをし、念願のマイボードを手に入れた18歳の夏から僕のサーフィンライフがスタートし、気付けば30年近く楽しくサーフィンを続けている。
30年も飽きもせずに続けられるスポーツに出会うキッカケをくれた先輩に感謝。
そんな先輩も結婚し家族も増え、海に行く回数は減ったが、マイペースに今もサーフィンを続けている。
自分も結婚し家族が増え、小学生の息子が1人おり、毎年夏になると一緒にサーフィン、
冬になるとスノーボードにスケートボードと横乗りを全力で一緒に楽しんでいる。
ある夏の日に海の中で、息子に違うよ!
もっとこうした方がいい!とよかれと思いレクチャーをしていると息子が一言。
『もっと僕は自由にサーフィンがしたい』
と言われた事がある。
サーフィンの魅力は沢山あるが、技術は別として、自然と調和をし、波の上で言葉を使わずに自分を自由に表現出来るスポーツ。
そんな大切な事を息子に再認識させられるとは思ってもみなかった(笑)
職業柄レベルを問わず多くのサーファーとの出会いがあり、話す機会も多い。
先程述べたようにサーフィンというスポーツは自分を自由に表現が出来るスポーツ。
しかし自由で楽しければ全てOKという訳ではなく、ルール&マナーを守り、波を譲り合う気持ち、ローカルサーファーへのリスペクトも大事だと自分は思っている。
ルール&マナーを守る事により、未然に事故やトラブルを防ぐ事が出来る。
そして波を譲り合う事により、周りにいるサーファーとも良好な関係を築け、今まで以上にサーフィンが楽しくなる。
またローカルサーファーは海や海岸の環境保全、海岸を利用する全ての人が安全に安心して利用出来るように、定期的な清掃活動等も行なってくれている。
自分もよくサーフィンをしている場所"東浪見海岸"
毎月第二日曜日にビーチクリーンを行っている。
どなたでも参加可能でゴミ袋も無料配布しています。
未来ある子供達が安心&安全にビーチで遊べるように、いつも遊ばせてもらっている海に感謝を込めて、是非一緒にビーチクリーンしませんか⁈
毎月第2日曜日に行われる、東浪見海岸のビーチクリーン
野中 美波プロもよく参加をしてくれています。
今後も"楽しく自由に自分を表現するには"という大切なことは、海の目の前で仕事をしている自分の役割であり、使命と思い、今後も微力ながら未来のサーファーに伝えていければと思う。
この文才の無いコラムを読んでくださっている方で、僕を海の中で見かけたら是非、気軽に声をかけて下さい!
一緒に楽しくサーフィンしましょう!
冬の海は寒い分サーファーも少ない。そんな日の無人WAVE
森 大輔 プロフィール
1977年生まれ
千葉県長生郡一宮町 東浪見海岸の目の前にあるSHOP『SURFGARDEN』店長。
スポーツの素晴らしさ、サーフィンの素晴らしさを多くの方に知ってもらえるように日々奮闘中。
<Instagram>森 大輔:@dsk1021 ・ SURFGARDEN:@surf_garden