はじめまして。
Sequence Surf storeの蛸 優樹プロからバトンをいただいた、森 大輔と申します。
1977年生まれの自称元気な47歳です。
1996年に開催された「ASP WORLD TOUR MARUI PRO」の試合会場にもなった東浪見海岸。
その目の前にある、アパレルショップとカフェが融合したお店『SURFGARDEN』にて勤務しています。
SURFGARDEN外観と店舗内
ショップでは、主にサーフアパレルや雑貨、サーフィン関連商品の販売。
カフェではハンバーガーやエスプレッソマシンを使用した本格的なコーヒーを提供させていただいております。
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場所柄プロサーファーも食事に来てくれます。手前:田中英義プロ・右:野中美波プロ・左奥:安室 丈プロ
47歳にして初めてのコラムに挑戦。
文才がない自分ですが、飾らずに自分らしく綴りたいと思いますので、最後までお付き合いいただければと思います。
白球からサーフィンへ…
野球が大好きで、朝から晩まで白球を追いかけ続けた幼少期から高校3年生春。
サーフィンとの出会いは高校2年生の夏。
最後の夏の大会が終わり、野球部を卒部した一つ上の野球部先輩からサーフィンするから海に行こうぜ。
と誘われ、先輩の言う事は絶対!の時代の中、断れず先輩と一緒に外房線に乗り電車で海へ…。
ベンチがサーフボード型のJR外房線上総一ノ宮駅の待合室と一ノ宮海岸
当時はサーフィン第3次ブームという事もあり、特に夏の朝の外房線の車内は若いサーファーで溢れ帰っていたのを今でも鮮明に覚えている。
千葉にある某ポイントに到着し、先輩が波と悪戦苦闘を繰り返し、10回に1回ボードに立てるか立てないかを見る事2時間。
疲れ果てた先輩は海から上がり開口一番、『お前もサーフィンやってみろよ』
買ったばかりのサーフボードを僕に渡してくれた。
実は海に入りたくなかったので、海パンはわざと海に持って行かず、
『入りたいけど海パン持って来てないです』
と先輩に伝えると…
『誰も居ないからパンツでやりなよ。』
先輩の言う事は絶対!の時代という事で、岸での軽いレクチャーを受け、結局パンツ1枚でゲティングアウト。
『波が来たらがむしゃらにパドリング』
という先輩の言葉を胸に…
なんと…
3本目でウネリからテイクオフ成功。
まさに運命的な奇跡のテイクオフ。
あの時の景色と感動。野球以外にこんなにも楽しいスポーツがあるのか⁈と衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えている。
これが僕とサーフィンとの出会いと始まり。
今振り返ると幼少期から高校生3年生春まで楽しく、情熱を燃やし続けていた野球を、高校球児の集大成でもあり、
最後の大事な夏大会前にサーフィンをやりたくて退部するとは…今考えても不思議だ(笑)
気づけば30年近くサーフィンを続け、色々な場所に行き、様々な文化に触れ、沢山の人に出会い、
色々な経験が出来ているのはサーフィンという素晴らしいスポーツに出会えたからだと思っている。
サーフィンというスポーツは人生をに豊かに、そしてHappyに変えてしまう不思議な力と魅力がある。
このコラムを読んでくださっている方の殆どは、サーフィンを愛してやまない方ばかりだと思うが、
もしサーフィンという素晴らしいスポーツをまだ経験した事が無い方は是非、サーフィンを始めてみて欲しい。
必ず今以上に人生を豊かに...
そしてHappyにしてくれるでしょう…
店舗前の東浪見海岸と愛用のサーフボード
森 大輔 プロフィール
1977年生まれ
千葉県長生郡一宮町 東浪見海岸の目の前にあるSHOP『SURFGARDEN』店長。
スポーツの素晴らしさ、サーフィンの素晴らしさを多くの方に知ってもらえるように日々奮闘中。
<Instagram>森 大輔:@dsk1021 ・ SURFGARDEN:@surf_garden