Hi wassup.松本夏生(Natsuki)だよ。
今回で最終回!前回は抵抗とスケートボードについて話した。
今や、スケートボードは健常者のストレート男性のものではない事は明白で、SNSを通して、人種や性別、ハンデを越えて、様々な形で発展し続けて、私たちの目にはいってくる。
私はその自由さこそがスポーツとも言い切れぬスケートボードの魅力の1つだと思う。
自由といえば、紹介したいというか知っておかなければならないスケートチームがいる。
その名も<Gaza skate team>
まさにガザ地区で結成されたスケートチーム。ガザと聞いてピンときた人もいるだろう。
ニュースでも取り上げられている、パレスチナ問題。彼らは今まさに自由を奪われている。
イスラエルって国から日々爆弾を投下され、確認できるだけで4.1万人もの民間人が亡くなってしまった。
パレスチナに爆弾を落としているイスラエル製の攻撃型ドローンを、日本の防衛省はイスラエルから購入している。
イスラエル産の農作物を使った商品だって沢山ある。まずは、私たちはいつだって虐殺をしている国をサポートしているってことを忘れないで。
まずはそんな自分を認めることから始めてみよう。それを知った上で何ができるかの選択だと思う。
パレスチナではイスラエルによって、女、子供関係なく罪のない人々が殺される、民族浄化という恐ろしいことが起きている。
Gaza skate teamではスケートボードを子供たちと楽しむ様子が見られるが、その背景の街は爆破され、瓦礫の山。
その限られたスペースで、いつ殺されてもおかしくない状況下でも、スケートボードに乗る子供たちの顔には笑顔が見れる。
スケボーの上では、彼らは自由を少しでも感じれるのではないだろうか。
私は、このアカウントからポストがある度に少し安心する。どうかずっと続きますように。
そして、本当の意味での自由が彼らの元にいち早く戻りますように。
私達のクルーsnatch factory では、グッズの売り上げを微力ながら寄付した。
寄付の文化がない日本だけど、まずは知って、広めることから始めてみよう。
ここからGaza skate team に寄付もできるよ。
→GoFundMe<Help me continue my life in Gaza>
知らないことは恥ずかしくはない。
知ろうとしないことは恥ずかしい。
スケートボードで誰かを救えたら、そんなの1番のスケートボードへの恩返しじゃない?
あなたが滑ること、カルチャーを愛する心が、抵抗として平和に繋がったらめっちゃいいね。
これで最後のコラムとなりました。ここまで読んでくれた方ありがとうございました。
次なるコラムもお楽しみにー!!
東京都、1999年8月生まれ
東京藝術大学卒業。在学中にスケボーに出会う。現在は転職活動中。未来は未定‼
デッキは毎回自分でデザインするのがモットー。
snatch factoryというガールズスケーターを中心としたskate crewで映像やzine、ポップアップなど活躍中〜!YouTubeも要チェック!!
Instagram:@nuts_the_kid @snatch_factory_
YouTube:snatch factory