今回のコラムも3回目となりました。
今回は2シーズン前に始まったYoutubeチャンネル「いらっしゃいませ、おじゃまします。」についてのお話です。
改めまして、札幌在住道産子スノーボーダーの高橋モトキです。
この場を通じて北海道にこんなスノーボーダーがいるのかと知って頂ける方がいらっしゃれば幸いです。
YouTube チャンネル「いらっしゃいませ、おじゃまします」の編集長をしています。
2021年頃から中井孝治君が全国の山を旅しながらYoutubeでもできないかなと話をしてくれて、編集はモトキでみたいな。笑
人様に見せられるような動画の編集なんてした事がない。
しかも大御所中井君がYouTubeに登場。しかもゲレンデ中心。
首が無くなるくらい肩に力が入って不安マックスでした。笑
でもシーズン前に、お互いのiPhoneとGoProだけで「バイブス高め、クオリティは低め」でやろう。
とも言って頂いて、何とか自然体で始める事ができました。
何より中井君と全国の山を回れるなんて願ってもない事です。
2023年1月2日
いらっしゃいませ、おじゃましますが始動しました。
札幌の自宅に朝の5:30にカメラマンのケンタロウさんと中井君が迎えに来てくれて、向かうは北海道、空知総合振興局。
「いらおじゃ」全国ゲレンデ巡りの内容は、まずは3年を目標に全国のスキー場を回ります。
スキー場（リフトが付いている）がある都道府県につき各一ヶ所行ければOKです。
沖縄や東京などはスキー場が無いので、今の所は確か41道県になります。なので41ヶ所ですね。
ですが北海道は広いので各振興局に1ヶ所にしました。
振興局と言うのは離れた市町村をまとめた、北海道では各支庁を廃止してできた行政区画の事で、北海道は14ヶ所に分かれます。
なので合計で56ヶ所になります。
記念すべき第1回目に目指したのは北海道の空地総合振興局管内の某スキー場。
空知総合振興局と言えば札幌が含まれる石狩振興局の隣の振興局で今回の行き先は札幌から車で約2時間程のスキー場でした。
24市町をまとめた北海道で6番目に大きな振興局で南の由仁町から北の沼田町まで約106キロあります。
この日は前日からの降雪もあり、いらおじゃパウダーセンサーに引っかかったので向かう事になりました。
当日の様子は是非Youtubeを見て頂きたいですが、とにかく最高の一言。
近い、安い、空いてる、パウダーと4拍子揃った北海道ローカルゲレンデの良さを詰め込んだスキー場でした。
いらおじゃはコンデションに合わせて目的地を決めるので大きなリゾートから、この日のようなローカルゲレンデまで幅広くおじゃましているので、独自に「ローカル配慮認定」と言うのを設定しています。独自とも勝手にとも言えますが。笑
まず、いらおじゃ判定と言うのがあって、規模や地形とかリフトアクセスとか様々な条件を踏まえて5つ星評価を行います。
が、パウダーだと無条件で3つ星なので当日のコンデションがほとんど左右します。笑
星が３つ以上のスキー場は地元ローカルの方への配慮としてスキー場名を非公開にしています。
これが「ローカル配慮認定」になります。
リゾートの様に大きなスキー場はキャパシティも大きいので問題ないかと思いますが、リフトが1本〜3本程の小規模ローカルスキー場ではそもそものキャパシティもありますし、パウダーも有限です。
僕達が知る前からそこのスキー場を楽しまれてきたローカルの方へ最低限の配慮はさせて頂きたいと、これも恒例の判定になっています。
もちろん、サービスが充実したリゾートだけに人が集中したり、リフト券の異様な高騰が壁になって離れてしまう方もいると思うし、
近年、過疎が進んでる地方のスキー場の閉鎖が相次いでいて、名前を出して盛り上げて欲しいとコメントを頂けたりもするので、
これからもローカルスキー場の素晴らしさ、楽しみ方を、声を大にしてお伝えしていきたいと思います。
何せ、この日も1ヶ所目を満腹になるまで滑って温泉入って2件目のナイター行って合計4,200円でした。
リゾートの1日券の半額以下です。温泉もついて。笑
だからって楽しみが半分になる訳じゃないし、むしろ違う場所に行けて最高です。
改めて、皆様是非、お近くのローカルゲレンデへ！規模が小さければ隣町のスキー場へハシゴも冒険できて楽しいです！
と、話がそれましたが、記念すべき1ヶ所目の某スキー場は某なので星3つ獲得です。
テンション上がって星5！と言った後に最初に5つ付けたら後が大変になると冷静になってポイント下げてた中井君がお茶目でした。笑
正月、三が日を待たずに1月2日に行ったのですがスキー場もこの日が新年初営業。前日と年末の降雪がキャリーオーバーになっていたのも特別でした。
そしてコンデション以外に素晴らしかったのはリフトのかかり方。
迂回コースを除いて大きく5つのコースが一本のリフトで楽しめます。
リフトが多いと待ち時間が少なかったり、気に入ったコースを繰り返し滑れるメリットもありますが、上にも横にもリフトが多い所は乗り継いだりするのでリフトの乗車時間が長くなる気がします。
その点シンプルなリフトは規模の割に長く滑れる所が多い気がします。気がします。笑
もちろん場所によると思いますが、、
何でもシンプルが1番！1本のリフトで全コース滑れるのは魅力的です。
5時間券温泉パック2400円でパウダー大満喫！
続いて温泉to2ヶ所目ナイターと続く長い1日
2件目は石狩振興局管内「石狩平原スキー場」におじゃましました。
札幌と同じ石狩振興局内にあるスキー場でしたが初めて行きました。こんなに近くにまだ行った事ないゲレンデがあったなんてワクワクしながらナイターの準備。
ナイターと言うだけでワクワクするのに何だここは！？って感じでした。
ナイター券1800円。でも、やはり値上げは仕方ないですね、、
今HPで見たら2200円になってました。それでも良心的です。回数券の存在もお忘れなく。
ここだけで11本滑ったので値上がり後でも１本当たり200円。
2年前は164円。。。有り難いです。
V字に分かれた2つのピークに2本のリフトがかかっています。
石狩の海沿いに近くで、恐らく普段はパウダー率がそこまで高くない山だと思いますが、この日はエッジの入る圧雪バーンにさらっとパウダーが降りかかっていて、うっすらモヤのかかる幻想的なナイターでした。
ほぼ貸切状態で大滑走。いらおじゃ語録 「隙間産業LINE」もここで生まれました。笑
コースの様子など詳しくは本編をご覧頂くとして
ヘトヘトになるまで滑り尽くした「いらっしゃいませ、おじゃまします」の最初の1日。
今年で3年目の「いらっしゃいませ、おじゃまします」現在、未編集を含めて全国27ヶ所を制覇、今シーズンも全国各地におじゃまします。
是非チェックして下さい！
第一話
第二話
露骨にyoutubeの宣伝で恐縮ですが、ここぞとばかりにチャンネル登録と高評価、コメントなんて超絶励みになりますのでよろしくお願い致します！！笑
次回も「いらおじゃ」の公開スキー場について何かお話しできればと思います。
もしお読み頂いてる方でリクエストがあれば是非instagramでDM下さい。笑
お読み頂きありがとうございます。
高橋 福樹プロフィール
1991年 生まれも育ちも北海道札幌市
小学5年でスノーボードを始め、現在はバックカントリーに魅力を感じフィールドを広げな がらオールラウンドにスノーボードの技術、深みを追求中。
映像、写真作品の撮影も意欲的に取り組み、2022よりYouTube「いらっしゃいませ、おじゃまします」編集長を担当。
スポンサー：SALOMON / Dragon /patagonia
Instagram：@motokitakahashi
