さてそれでは続きまして、「ビデオカメラマンに俺はなる!」編に移って行きたいと思います。
サンフランシスコから無事日本へ帰還し、(大学生)スケーターへ(カッコが重要w)戻った僕は、やはり人生スケートっしょ!スケボーへぼい俺がこの業界で生き残るには映像極めるしかない!とのことで映像を真剣に映像に取り組んでみようかな。とジワリと考え始めました。
そして日本へ帰宅したちょうどその頃、砂川JAPANこと @g_stagram が家無き子になりそうで、その時に僕が住んでいた国分寺のフラワーハウスという部屋が、盛っていうと2LDK家賃4万5000円、駐車場付きという激ヤバ物件だったため、急遽元気がうちに転がり込んでくることとなりました。
その時にカバンとスケボー1台で上京して来たチョモ堂も便乗して転がり込んでくることに笑
そしてフラワーハウスから生まれたのが、SKETCHY LIFEというチーム、そして僕の作ったファーストフルレングスSKETCHY LIFEとなります。
毎日がパーティー、スケボー、撮影、誰か友達が泊まりにくるということの繰り返しでした笑
まじで楽しかった。
その僕らのライフスタイルをそのまま投影した作品に仕上がったのが、こちらのSKETCHY LIFE。
まだ見てない方は残り2、3本だけ家に転がってるのを最近発掘したのでお声掛けくださいw
ちなみに全て自費リリースからの自主営業のみで1500本売りました(爆笑)
その頃、みんなのフルパートの撮影もしつつYOUTUBEにトレーラー感覚で映像をあげていまして、それはAGOMEGANEという名前で活動していました。
まぁ、、、この頃の映像って今見返すと見てたもんじゃないというか、、、なんというか。
クオリティーが非常に低い!!!笑
当時、映像撮りはじましたってEVISENの社長のかつみくんに話したら、手ブレがやばすぎて見る気になれない。っと一刀両断され、そこからなるほど、手はちゃんと固定しなきゃいけないのか。とかそういう超小さな一歩ずつを進み、今に至るわけです。
次の回でハイソックスについてまた触れようと思っているので、ここら辺から次のコラムとの時系列が少しごちゃ混ぜになっていってしまうのですが、まずSKETCHY LIFEを作り、その売り上げを、フルパートに持った人にいくらかギャラを渡し、残りの金額でHD画質が撮れる機材を購入。
そしてその機材で次に作ったのがSKETCHY LIFE 2になります笑
これはもうDVD化するのが嫌すぎて、飴を作って、QRコードをつけて発売するという斬新な方法で販売しましたw
その結果、どちらかというとやはり上手く広まらなかったのかなと。爆笑
ボチボチ、SKETCHY LIFE 1, 2ともにフルでYOUTUBE等で見れるように公開しようと考えてます。
と。大体これが2012-2018年ごろまでのお話。
2017.18年ごろから少しずつ日本唯一無二のスケートWEB MAGAZINE VHSMAGから映像のお仕事をいただけるようになってきまして、自分としても映像のクオリティを上げなければという使命感、というかお金をもらう以上最低限超えなければいけないレベルの壁というものを意識し始めて、映像についてより一層真剣に向かい合うようになりました。
映像のWEBのクラスを受けたり、YOUTUBEを見たり、先輩に教わったりと、現在に至るまで日々勉強に励んでいます。
そして映像に向き合い始めた2018年、僕の転機となる出来事がありまして、師匠、鯨井智行監督akaクジライさんに出会いました。
出会ったのはこれもまたVHSMAGの撮影。
こちらのケータイのCM。
クジライさんは元々池袋のスケーターで早くに映像の世界に入り込んでしまったため、かなりのレアキャラで、常に名前だけは耳にする存在でした。
ですが、この撮影で本人とご対面。
そしてそこから意気投合。
そして現在も一緒に仕事をこなし、酒を飲み、将来について語り合う最高の師弟関係を築いています。
鯨井さんは当時スケートの撮影というより、MUSIC VIDEOを手がけることが多く、その2018年誘ってもらった仕事が、僕の人生の全ての転機に影響を与え続けてきたHi-STANDARDの開催するAIRJAM 2018年のスカパー(スペシャ?)で流す映像のオープニングムービー撮影でした。
ま、まさかそんな機会が自分に来るなんて、、、と耳を疑いましたが、即答でやります!と!
映像が公開
ここから僕の映像ライフが本格的に始まりました。
鯨井さんの弟子、小手先としてMUSIC VIDEO、スケートビデオ、商品のプロモーションビデオなどのアシスタント、カメラマン、制作業務、ロケハンなどなどから全ていろんな視点から映像ができるまでについて学ぶことができ、今もなおまたいろいろ勉強させてもらっています。
いくつか一緒に作った映像やカメラマンや制作として参加した作品をご紹介。
最近はついにメジャーアーティストのMVまで作ってしまっています。。。 うぉおお
スケーターであり4兄弟昭和の歌謡曲を現代で伝え続ける「東京大衆歌謡楽団」のYOUTUBE MOVIEやDVD制作もずっと協力しています。
(四男の高島圭四郎の映像はコチラ)
ということで僕は現在ハイソックスの店長として生活の基盤を構えつつ、いろんな映像制作に携わらせていただいいています。
こういう撮影で培った技術をスケートビデオに落とし込めるように頑張っている次第でございます!
もっともっとクオリティーをあげて世界のハイソックスになれるように日々奮闘中です!!
ということで今回はこんなところで次回のどうやってハイソックスが生まれたのかというところに触れつつつ、僕のコラムを締め括ってバトンタッチしようと思います。
長くなりましたが、こんなところでまた次回!
TK プロフィール
池袋のHIGHSOX SKATEBOARDSの店長を勤めながらスケートボード映像制作を活動の軸に日々奮闘中
INSTAGRAM:@highsox
・HIGHSOX SKATEBOARDS
INSTAGRAM:@highsoxskateboards
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