いよいよ今回が最後のコラムとなりました。
最終回は私に訪れた転機と新たな目標のお話しです!
停滞期にあった私に最大の転機が訪れることになります。
それは、Sunny Skateboardのカマさんからライダーにならないか?というお誘いでした。
初めは私を選んでくれたことが純粋に嬉しくて、私にとって良い方向に動くチャンスでもあると感じました。
一方で冷静になると、「私にライダーが務まるのか?ブランドのためになれるのか?」という不安ばかりがよぎりました。
「ちゃんと考えさせてください!」と、時間をもらうことに。そんな時に、さらに撮影のお誘いを受け、新しくライダーになる予定のミユちゃんとストリートの撮影に行くことになりました。
今振り返ると、その日の撮影が終わる頃には楽しさと今後への期待の方が大きくなっていて、決意も固まっていたと思います。
ライダーになって、同時期くらいにコロナの影響でイベントやスクールが中止になり、ツアーもできない状況で、思うような活動ができていませんでした。
それまで続けていたスケートの撮影「#今日のウチ」をインスタにのせるくらいでした。
1年ぐらいが経過し、スケート仲間にライダーとしてパークの映像ではなく、ストリートの映像を残した方がいいとアドバイスをもらいました。
約1分のストリートのみの映像を毎月、「#今月のウチ」として作ることにしました。
毎月続けるのはかなり大変で、約1分となると最低でもラインを含めて7〜10カット必要でした。
夜の撮影が多く、次の日は寝不足のまま仕事だったり、梅雨の時期は雨が続いてなかなか撮影できなくて、意地でなんとか完成させたり。。。
何よりも、回を重ねるごとにスキルとスポットの選択肢がなくなってきて、撮影の大変さを痛感しました。
撮影は苦しい時間もあって、途中で妥協した月もあったり、諦めそうになった月もあったり、順調なことばかりじゃなかったです。
でも、最後の撮影のメイクでは感極まって泣いちゃうくらい、常に仲間に助けてもらいながら、全12回をなんとか1年間続けることができました。
撮影を応援・協力してもらえたこと、常に支えてくれた仲間には本当に感謝しています。
純粋にスケートボードを楽しむという気持ちを取り戻すことができたと思います。
去年からは新たな目標として、仲間内のスケートビデオで自分のパートの撮影をスタートさせました。スケートボードを始めた頃に憧れた自分のパートです。
Sunnyのライダーになって、#今月のウチを1年間続けて・・・このステップがなかったら自分のパートの話がきても、自信がなくて「やります!」とは言えていなかったです。
昔、憧れたスケートビデオでパートをもつことを叶えずに、いずれスケートボードから離れることになっていたと思います。
まだこうして新たな目標ができてスケートボードを楽しめること、チャンスを与えられたことにとても感謝しています。
やりきったぞ!と言えるように、自分のベストを残せるように撮影を頑張ります。
最後まで読み続けてくださり、ありがとうございました!
松井麻琴 プロフィール
INSTAGRAM:@m2_makoto
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