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コラム

内田亮次『第1回 「サーフボードセールスと旅」第1章』

2022/11/02 tag: 内田亮次

はじめまして。
サーフボードセールスをしている4STAR inc.の内田亮次といいます。

「サーフボードセールスと旅」というテーマで4回にわたりコラムを書かせていただきます。
宜しくお願いいたします。

まず、サーフボードセールスとはどういったことをするのか?
サーフショップでサーフボードを一般の方に販売する仕事は小売業と言いますが、自分の場合は卸売業と言ってサーフショップの皆様にボードを販売するのが仕事になります。
当然のこと、サーフボードを販売するための戦略・プロモーション・オーダー管理・生産管理・輸入通関・シッピングなど、関わる全ての業務をこなします。
コラムを読んでくださる方の中でも少なからず、サーフィン業に興味ある方はいらっしゃると思うので、是非参考にしてみてください。

自分はオーストラリアのブランド、LSD SURFBOARDS、STCY SURFBOARDSの代理店業務ほか、
ORANM TOOLS(契約シェイパー:STUART D’ARCY・抱井保徳・小野功)というブランドを手がけています。

最初に海外のブランドですが自分が契約しているLSD(LUKE SHORT DESIGN)で言えば、
世界的に人気のあるフリーサーファー”NOA DEANE“が乗っていて、
とんでもないビッグエアーやフルカービングをインスタグラムやムービーで披露しています。

そんなプロモーションによって「調子よさそー!」とか「乗ってみたい!」とか「かっこいい!」とか、思ってくれるサーファーがたくさんいて、
サーフボードがいっぱい売れれば、それはそれで本当にブランド冥利に尽きます。
ただ、それだけでサーフボードが売れるなら自分の職業は必要ないわけで、これをお取り引きしていただいている日本各地のサーフショップに
紹介するためにカタログ作成や営業業務の役目として自分がいるわけです。

次に自分のブランド”ORANM TOOLS"は元プロサーファーでもあり現DUSK SUITSの越後将平くんと手がけているブランドですが、
こちらはよりカスタム性のあるサーフボードのラインナップが多いため、自らテスト・開発を行ってブランディングに合わせたサーフボードをプロデュースしています。
こちらも当然のことながら、カタログやSNS発信を行って日本のサーファーに紹介しています。

ただ、ここで、1つ問題となるのが、誰もが知っている世界的有名なBig Brandとは異なり、自分の場合は、もっともっと多くのサーファーに目を
向けてもらうために、実際に全国各地に出向き、ブランドを紹介し、ボードの試乗やモデル説明を行いセールスをしています。

その流れもあり春・秋をメインに北海道〜九州まで、長い時には1回に1ヶ月ほどドライブスルーして、全国のサーファーと出会い、サーフセッションを繰り返しハングアウト、
今回のコラムのテーマでもある「サーフボードセールスと旅」がスタートするわけであります。

2章へ続く。

 

内田亮次 プロフィール
1973年生まれ
東京出身いすみ市在住
4STAR inc.代表

 

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