はじめまして!タレントの小林アリスです。
サーフィン映画の代名詞、喜多一郎監督からのご紹介で、
4回にわたるコラムを書かせて頂くことになり大変光栄です。
初回は私とサーフィンの出会いについて書きたいと思います。
私は福島の海というより、山に囲まれた自然豊かな田舎でのびのびと育ちました。
もともと自然の中で身体を動かすことは大好きで、東北の豊富な雪と、
気軽に行けるスキー場も近くにあることから、スノーボードはやっていたものの、
寒いのはちょっと苦手で…。誘われたら楽しみに行く程度の趣味でした。
そんな学生時代を経て、芸能界に入ることが決まり、私が上京してきたのは2020年の1月。
そう!オリンピックが開催されるはずの年でした。
東京にいたら生でオリンピックの熱気を味わえるかもしれない!
そんなワクワクと胸の高鳴りを抱えて上京して間も無く、世界が一変しました。
コロナウィルスによる生活の変化に、争うこともできず、ずっと自宅の中で過ごす日々。
上京してきたばかりで友達もいなければ、友達を作りに行くことも出来ず、
当たり前に芸能のお仕事も無ければ、最初に勤めたアルバイト先ですら休業してしまいました。
はじめての一人暮らしと、理想とは違う東京での生活、全世界の動揺。
全ての出来事に耐えつつ、「何のために上京してきたんだっけ?」そう感じてしまう程、
ただ、悶々とした日々を過ごしていたのを覚えています。
そんなある日、飽きるぐらい見たサブスクリプションのネット配信で、とあるサーフィンの映画を観ました。
あぁ、サーフィンかぁ、いいな。
この生活での気分転換になるかもしれない!
東京からだったら湘南が電車で行きやすいな。
そう思い立ったらすぐ行動するのが私。翌日にはスクールの予約を取り、海の中にいました。
まずは先生にサーフボードを押してもらって、サーフボードの上に立てるかの練習から。
なんとこれはあっさりとクリアして、1発目で乗れてしまったのです。
その時の感動を覚えています。
波と自分の一体感!あの心地良さ。
海からもらえる自然のエネルギーを感じ、その日以来どハマりしました。
そこから通える日には始発の小田急で湘南へ向かう日々。
これが私とサーフィンとの出会いでした。
第二回へと続く
小林アリス プロフィール
モデル / 女優 / タレント / 国際支援ナース
<略歴>
Miss Universe Japan 福島大会 グランプリ
Miss Universe Japan 日本大会 特別賞
伊達なふるさと大使
<現在>
広告やバラエティ番組、ドラマなどに出演。
東京と福島での2拠点生活をしながら、地元の魅力や国際支援活動における発信力を得るために、
タレントとして芸能活動中。