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コラム

川口司『第1回 私と娘の才能の角度』

2021/10/20 tag: 川口司

皆さんこんにちは、そして初めまして。

九州出身・東京在住のパパスケーター、川口 司と申します。

今回、【bluthskateboards】のスギさんからの紹介で、今回から投稿をさせて頂きます。

 

初めての題材【才能の角度】について。

 

先日、初めて娘の運動会がありました。

娘は間も無く3歳になりますが、少ない人生・この3年の間一緒に過ごしていて、

彼女はあまり運動神経が良く無いかもしれない…と予知していました。

 

簡潔ではありますが、運動会やカケッコというのは、運動神経を計ることの出来る一つだと思います。

当日、かけっこではビリケツでした。

ビリケツというだけで、運動神経のどうのこうのと言うのは早すぎますが、走る姿を見ていて、ちょっと鈍臭そう。

 

父親が「娘の走る姿が鈍臭そうやし、運動神経悪そう」

というのはいかがなものか?ですが 笑

日々の動作を含めての推測でした。

 

少し話をそらして、父親である私はというと

「団体行動が不得意でコミュ力低めな人間」ですし、スケートボードでは複雑なトリックを器用にこなすより、

一つのトリックを何度も繰り返すことの方が得意な事から言うと、器用な方では無いと思います。

悪く言ってしまうと、自己中人間と表現する事も出来る。

 

何が言いたいのかというと先程表現した、私自身と娘の<短所>と言える部分の反対側が必ずあり、

その反対側が何なのか?が、私や娘の人生の大切な部分になると思うのです。

 

たった3歳の女の子に対し[運動神経が悪い]と言うのも即決過ぎますが、本題はそこでは無く・・・

 

空を飛ぶ事が得意なのに土を掘れと言われたら、

何倍もの時間やコスト、使わなくてもよかったエネルギーがかかります。

それを「私は何倍もの努力をしたのだ、偉いだろう」と言うのは自由。

しかし、少なからずともの結果が見えなければ、ただの戯言でございます。

 

何が重要なのか?

それは、<短所>と呼ばれる角度の反対側の角度。

題名の通り【才能の角度】= 得意・伸びしろを自分自身が見つける事、

見つけてあげる事が重要なのでは無いでしょうか。

 

パパスケーター・一児の父として、毎日娘からの学びがありながら、

自分の未熟さを痛感させられる日々の中の切り抜きでございました。

kawaguchi tsukasa photo

 

川口 司 プロフィール
1984年 長崎県生まれ
15歳からスケートボードを始め
2009年長崎から初めてAJSAプロ昇格を経て
各地でのスケートスクールコーチを務める。
現在は、駒沢を拠点にr-f skateshop(たつみや)のライダーであり
一児のパパスケーターでありYouTuber(tsukasace)

 

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