気が付けば、今回が最終回。
何を書こうかなと考えるのもこれで最後。
こうやって文字を書くことで自分の中でまとまることもあって、なかなか良い習慣だった。
今年は雪が多く年末からコンディションの良い日が続いているので、どれだけ疲れていても滑りたくなる。そんな事を繰り返しているうちに、最近は少しペースダウン。
これを書いているのが1月21日。
明日から北海道に移動して、月末のFIS大会に向けて準備やコーチングの仕事が入っている。
まだまだ、シーズンは続くがこれから忙しい時期に入って、忙しさが終わる頃には春を迎える。
フワフワのパウダースノー、綺麗な雪、澄んだ空気。この時期にしか体験できないことが沢山ある。大事に過ごしたいなと心の底から思う。
最近はガッツリ滑らせてもらいながらも色々とやらせてもらっていた。
まずは最近、告知させてもらったCOWDAY2021。
今年からがっつり運営の方に加わっている。オンラインコンテストを行うので、良かったら参加してみてください。この規模の動画コンテストは初めての試みではあるし、前例がほとんどない。良いものをチームのみんなと作り上げるために自分は日々、壁にぶち当たってます。笑
大会HPはこちらから
そして、日本一のスノーパークテクノロジーチーム”THE PARKS” のブランディングにも参加させてもらっている。THE PARKSが運営しているスノーパークは
Hakuba47 Winter Sports Park、ハチ高原スキー場、栂池高原スキー場、明宝スキー場と全部で4つ。各パークにはライダーがアドバイザーとして入っており、滑り手を意識したパークとなっているので、是非、滑りに行ってみてください。ちなみにここのWEBサイトは自分が製作しました。
THE PARKSのHPはこちらから
これはスプリットボードに付けるバインとしてとても有名なKarakoramの撮影。
モデルは普段をお世話になっている藤田一茂さん。
初めての雪山でがっつり撮影したが、毎日吹雪で大変だった。寒いし、手の感覚なくなるし、とても過酷だった。動画を作る事にハマってもうすぐ1年。自分の中では1つの記念作品でもある。
こんな自分に頼んでくれた一茂さんに感謝です。
大会の下見を行う為に左から自分、岡本圭司さん、バインディングの角度を測定する機会STANCERを取り扱っている武藤敬介さん。
今の自分はお二人にとても良い影響を与えてもらっている。
一緒に行けたことがとても嬉しかった。
今は自分が出来ること、今後を考えた上でやっておいた方が良いと思うことを手当たり次第でやっている。スノーボードを中心の生活を送ってきた自分がどこまで行けるのか、後ろの世代に何を示すことができるのか、それが今後の挑戦です。どこまで出来るのか、楽しみでもあり、多少の不安もあり、山も谷も楽しみながらやっていけたらと思ってます。
稲村樹プロフィール
愛知県扶桑町出身。95年、現在25歳。
小学生の頃からスノーボードを始め、インドアゲレンデやジャンプ練習施設などで培ってきたスキルを発揮し、スロープスタイル、ビックエアの国際コンテストをメインに活動してきた。
また “HYWOD” の一員としても、映像を通して自分のスタイルを表現。数々の世界中のコンテストを巡り、スキルを磨きあげてきた。 近年では、滑り手の活動以外でもコーチングや大会運営など精力的に活動の幅を広げている。