初めまして!現在NSAシニアウイメンクラスでアマチュアツアーに参戦しております、大江なぎさと申します。全4回のコラムを書かせて頂くこととなりまして、とても光栄に思っております。お付き合いの程宜しくお願い致します。
若かりし頃、プロサーファーだった私ですが、プロになったのはもう20年近く前になります。JPSAプロツアーバリウルワツにてセミファイナル進出を果たしプロ資格を得ました。後10年間プロサーファーとして活動しておりました。プロフィールにもありますが、その後長女となる「こなみ」を出産しまして、プロサーファーを引退、アマチュアコンペティターに転身いたしました。
プロを引退したのに、またアマチュアに戻るなんて、、、きっと私は試合が好きなんですね。
プロの頃も今も変わらず、私が思うことは、「楽しむこと」です。
試合に向き合う姿勢は人それぞれかもしれません。楽しさ喜び、辛さや苦しみ、悔しさ悲しみ、真剣に向き合う人ほど、思うところは多いかもしれません。
プロやアマチュアコンペティターで、私とは違うマインドをお持ちの方は多くいらっしゃると思います。極める方はやはり個性があり、確固たる持論を持っているはずです。
沢山の選手がいて、沢山の考え方がある中、コンペティターとしての私の考えは、「せっかくなら楽しんで選手として長く活動したい派」です。
近年、アマチュアの試合でもプライオリティルールの採用により、以前よりゲーム性が高くなりました。試合の中で、いかに自分の演技を魅せることが出来るか。駆け引きを楽しみ、プレッシャーを楽しみ、試合会場で多くの仲間に会える事を楽しみ、試合に負ければ悔しいけれど次の試合を楽しみにする。
あー試合って本当に楽しいな!って心から思います。
しかし現在、新型コロナウイルスで通常の日常を送れず、試合も開催されない中、多くの皆さんが、今出来ることを模索しているかと思います。
私は、次世代サーファーの育成のお手伝いや、大人がよりサーフィンを楽しめるようレベルアップのサポートをさせて頂いています。
もちろん「楽しむこと」を伝えながら。
その為に、自らもスペシャリストからサーフィンを学ぶように心掛けています。
育成・サポートと表現しましが、逆に私が多くのサーファーからパワーを貰い、皆の成長を見て、私が一番「楽しんでいる」のかもしれません!
これから第2回、第3回、第4回と、コラムを書いて参りますが、第2回は娘のサーフィンについて。第3回は27歳の弟子のサーファーガールについて。第4回は千葉へ移住を決めた中学生ガールズサーファーについて。。。書いていこうと思っています。もしかしましたら、変更があるかもしれませんが、その時はご容赦ください(笑)
なんとなく緊張のせいか、文面がかたい感じになってしまいましたが、普段は楽しいこと面白いことが大好きな私です。
海で見掛けたら気軽に声をかけてくださいね!
大江なぎさ プロフィール
JPSA公認プロサーファーとし10年程活動後、長女を出産。妊娠出産を機にプロを引退。
現在は家族でサーフィンを楽しみながら、アマチュアコンペティターとして夫婦でNSAの試合を転戦。
メインスポンサーはアメリカ発のブランドBUELL。