実はここだけの話、上記の写真はコラム締め切り数時間前の光景。そしてこの写真の直後、特大セットの波が現れ仲間がその特大セットに巻かれてリーフに身体を叩きつけられ負傷。
すぐさま海から上がり、売店でアイスクリームとコーヒーを買いいつものルーティンで心を落ち着かせそのまま病院に直行。
なんやかんやで病院で数時間、負傷した仲間は頭の傷を最近同じく波乗り中に頭を負傷したジェイミーオブライエンのようにホチキスで止めたのと、軽い首のむち打ち症状。
とりあえず大事には至らずホッと胸をなでおろし、普段慣れない動きで疲れたせいか帰宅しソファーに腰を下ろすといつの間にか夢の中へ...
つかの間の心地よい夢の世界から目が覚め現実世界へ戻り、ある大事なことを思い出す...コラムの締め切りだった...笑
しかし、考えてみるとコラム締め切りが現実世界の出来事かと言うと今はそうではない。
素晴らしい自然に囲まれた素晴らしい波に同じ価値観の仲間達と誰にも邪魔されることのない夢のような波乗り環境での波乗りは、今となっては夢ではなく日々の当たり前の現実のライフスタイルである。
毎日の波乗り以外の動きが非現実世界であり夢のような感覚。
波乗り環境も同じで、僕らにとってサーフィンだったら人混みや、サーフショップ→コンペ→オリンピック?のサーフィン技術を競い合うメインストリームが非現実世界。
現実世界?非現実世界?一体なんのこっちゃ(笑)
話がややこしくなってきたので、メインストリームの波乗りを現実世界の波乗りとすると、ただただなぜ?波乗りを人と競いたいのだろう?なぜ混雑したピークで波乗りしたくなるのだろう?と波乗り非現実世界にいる僕には疑問がわく。
波乗りは波との調和も重要だが、同じ波を楽しむ人達との調和も重要と考えている。
森羅万象、この宇宙の要素の割合が「78対22」で成り立っている事から、人と競い合いたい人も居れば、そこを全く考えずに生きている人がいるのも事実。
都会で人混みに安堵して都会の刺激を快適と思う人と、田舎で少数の人と気兼ねなく自然を安らぎと思って生きる事を快適と思う人。その違いとも似ているだろう。
僕はゆとり世代でもなんでもなく、競争社会真っただ中で生きてきたはずなんだけど(笑)
きっと宇宙の法則でいうところの22の方なのであろう。
だから、今後も僕が選択するところに人があふれる事は無いし、波を取り合う思考もない。
そこには、その日の一番いい波と調和できる仲間がいる。
なぜなら、それを追い求めているから(笑)
これが僕が思考の波に乗った答え...
実はここだけの話、どの世界にもこのような思考の人達は居てそれぞれの世界で未確認生物UMA的にひっそりと自分達の世界を楽しんでいるのだろう。
あまり探さないでね(笑)
次回は「実はここだけの話~森の波に乗る~」かな?
Kakky Blue Linkプロフィール
青森県出身
沖縄でSUPサーフィンとFOIL SUPサーフィンのガイドBLUE LINKを営みながら、
ヤンバルの森を滑るためのSKATE「ST SKATES」作ってます。
BLUE LINK http://r.goope.jp/bluelink
サポートshop「立漕屋」https://www.tachikogi-ya.com/