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COLUMN |
SURF COLUMN 2014/5/21 |
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『Never go Never know』
自分の知らない新しい土地へ行くのも好きだけど、
繰り返し同じ所へ戻ってくるのもすごく好き。
海外サーフトリップは大好きだけど、
日本国内トリップも同じくらい好き。
なぜボードを持って旅に出たくなるのだろう?
深く考えたことは無いけれど、「好奇心」から全てがスタートしているのかな。
格好良く言うと、「そこに波があるから」!?
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四国に住んでいると、一番近い空港まで車で2時間、
関空までは、明石大橋を渡りトータル4時間半。
海外への航空チケット、ホテル、レンタカー、食・・・
考えてみると、とても気軽に海外サーフトリップには行けないのが現実。
でも、本当はサーフトリップは簡単に行けるもの。
私は海の近くに住んでいるため、いつも入るポイントはだいたい決まっている。
そんな私にとって、いつもとは違う少し離れたポイントに行く、
もうこれ自体がプチサーフトリップ。
隣の県に波乗りに行こう!なんてなれば、
毛布と枕、クーラーボックス、釣り具などなど、
自分の居場所がなくなる程の沢山の遊び道具を車に満載にし、
自由で豪華なサーフトリップのスタート。
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昔は海外旅行に行って色んなものを見て感じたい、
そんな気持ちがずっとあったけれど、
実は隣町、隣の県、日本の中にだってまだまだ未知の世界が溢れている。
関東から関西に遊びに来た人は、大阪は外国に感じるらしい。
小さい日本だけれど、場所によって言葉、食、人のテンションまでもが違ってくる。
海も数キロ走るだけで砂の色、海の色、生息する植物など、表情が変わっていく。
サーフポイントから離れた場所に住んでいるサーファーにとっては、
もしかしたら週一の波乗りがサーフトリップなのかもしれない。
モチベーション次第では、毎週海外旅行に行っている感覚なのかもしれない!?
旅に出ると、今まで知らなかったこんなに素敵な場所があり、波がブレイクしている。
また新しい空気吸い、光を感じ、人と接する。
新鮮で、刺激的な新しい世界。
それを知ることができただけで、素晴らしい経験をしているはず。
たまには気分を変えて、1歩違う場所へ踏み出してみるのも良いかもしれない。
特に女性は自分一人で海に行く、ということが少ないけれど
一人で行ってみると、今まで気づかなかった波乗りの楽しさや、自分のリズムを発見できる。
女性一人で海に入れば、海の中でも周りが親切にしてくれるかも。
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旅行はサーフィンだけをメインにするのではなく、
とにかく遊び道具を沢山、工夫を沢山、
カメラ持って、お菓子も持って、
アクシデントまでも旅の楽しさ、良さと思える優しく、柔らかな気持が欲しい。
今年は四国にいながら、全然行けていない四万十方面にでも
ゆっくりとサーフトリップに出かけたい。
行けない理由を探すのではなく、
行ける時間、一緒に行ける仲間を大切に、
この夏は知らない世界へ新たな一歩を踏み出そう。
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