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 COLUMN
surf columnSURF COLUMN 2014/4/2  

間屋口香(マヤグチカオリ)
海のそばで育ち、中高校はマウイ島・オアフ島で過ごし波乗りの虜になる。
アマチュア全日本タイトル、プロ転向後3度のグランドチャンピオン、
WQS2008年ランキング23位をおさめ、2010年25歳でコンペティションを引退。
2014年今年からキッズ無料サーフィンレッスンをスタートさせる。
Sponsors:ROXY, Smac Surfboard, Tools, PavilionSurf, SnipeSports, CocoSunshine
Blog: http://www.roxyjapan.jp/blog/kaori/
FacebookPage: https://www.facebook.com/kaorisurfing
1回目 2014/4/2 『「Surfer」ってなんだろう? 』
2回目 2014/4/16 『Right time Right place..』
3回目 2014/5/21 『Never go Never know』
4回目

2014/6/4

『Last man surfing』

『「Surfer」ってなんだろう? 』

Surf = 波
er = ~な人、~の人、~する人
Surfer = 波に乗る人

自分はどんなサーファーになりたいのだろう?
未だに自分のサーフィンスタイルを見つけられないまま、私は今30歳。

あなたはどんなサーファー?
生きている中でサーフィンはどうあるの?
どうやってサーフィンに出会った?
サーフィンがもたらしてくれた益は何ですか?

世界中のサーファーに聞いてみたい。
様々な年齢、立場、職業、環境で、全員が違う答えを返してくれるはず。


日本の中を見るだけでも、湘南スタイル、東京スタイル、アイランドスタイル、日本海スタイル・・・
週末サーファー、プロサーファー、ママサーファー、キッズ・・・皆サーファー。

病気や事故で海から遠ざかってしまっている方や、
長年海から離れている人だって、
「いつか海に行くぞっ」と言う気持ちがあれば、すばらしく立派なサーファー。

夏だけ波乗り、それでも「サーファー」。

初めてのサーフィンで、
「こんなに気持ちのいいことがあったのか!」
と感じた人は、すでに波乗りに取り憑かれたサーファー。

サーフィンの腕前がどんなであれ全ての人がサーファー。

結局サーファーというのは、人が誰かに対して「あなたはサーファーですね」というものではないのでしょう。

自分にとってのサーフィンを見つければいいと思う。



でも私は未だに自分がどんなサーファーで、どんなスタイルでいきたいのか分からない。

分からなくてもいいとも思うし、
ロブマチャドのように自身のスタイルを確立することへの憧れもある。

でももしかしたら、ロブマチャドだって、まだMy Styleを模索中かもしれない!

そもそも、サーファーというのは自分がどんなサーファーか、なんて気にしないのか。。。


ちょうど今は桜も咲き始め、
海から離れていても「波乗り」が頭に浮かんでくる季節。

自分はサーファーなんだ♪と自信を持ってみるのはどうでしょう?

例え今年は海に行けないかもしれない、そんな状況でも、
目を瞑ると、沖から入る波のラインが見えてきます。
それを追いかけ、ばっちりなタイミングでボードに立ち、
ス~イスイ グングンと波に乗る自分が出てきます。

イメージトレーニングなら、ケリースレーターにだってなれる(笑)


ぜひ、”ご自身にとってのサーフィン” について少し思ってみてください。

海を楽しむ秘訣、上達の近道、リラックス方法、そんなことが見えてくるかもしれません。




この度、4回に渡ってのコラムを書かせていただくことになりました。
少ないボキャブラリーで私自身歯痒いのですが(汗)

次のコラムは、
プロサーファーが威張れない理由、かっこいいサーファー、
私がプロサーファーです、と言いたくない理由、そんなことについて書いてみようと思います。

この春、皆様が楽しく安全に海を楽しめますように。



surf column間屋口香(マヤグチカオリ)
1回目 2014/4/2 『「Surfer」ってなんだろう? 』
2回目 2014/4/16 『Right time Right place..』
3回目 2014/5/21 『Never go Never know』
4回目

2014/6/4

『Last man surfing』
 
 
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