COLUMN
SURF COLUMN
2011/8/3
渡辺 広樹
スポンサー:ベンサーフ、S-SHAPESサーフボード、RLM、オーシャン&アース(セキノレーシングスポーツ)、GOSLOW、BVG
1回目
2011/7/20
『福島3.11』
2回目
2011/8/3
『絆』
3回目
2011/8/17
『現状』
4回目
2011/8/31
『全日本宮崎大会』
『絆』
同じ海で繋がったサーファーの方々が、
復興へ向けて様々な活動をこれまで行ってきました。
震災当初から今に至るまで、僕達が住む福島県いわき市の被災地で
サーファーの力が果たしてきた役割は小さくありません。
少しでも早くみんなが海に戻れるように全国各地のサーファーが願っています。
5月・6月に行われたいわきでのビーチクリーンでは、
福島2区支部長の僕と同じ地元のサーフショップの方々と連携し、
サーフポイントのエリア別に分かれてゴミ拾いをしました。
週末ということもあり、いわきが好きで通ってくれた地方のサーファーも数多く参加してくれました。
厳密に言えば、サーファーだけでなく、
ご自身はサーフィンをしないけど、
子供が海でお世話になっているだけで駆け付けた親御さんたちや、地元の消防団など。
-ビーチクリーン1-
-ビーチクリーン2:流れ着いた物が砂浜に埋まっていて掘り出しています-
-ビーチクリーン3-
200名以上もの人が集まり、
これだけ大勢の人が集まると早い!そう感じました。
震災以来、地元ローカルたちは時間があれば海辺の復旧活動を続けてきました。
中には、ほぼ毎日作業をしてきた方もいます。
そんなサーファーの方々がふとつぶやくひと言だからこそ
サーファーの力、絆の凄さを感じます。
一人でやれることは小さいけど、みんなが集まれば大きなパワーになります。
普段、行われているビーチクリーンに参加したことがある方なら
こんな体験をしたことがあるかもしれません。
思った以上に人が集まった時は、拍子抜けするほど、早く終わってしまいます。
あっという間にビーチがきれいに様変わり。
もちろん今回の大震災で姿を変えてしまったビーチはいつもの海とは状況が全く違っていますが…。
だからこそ、いろんな人の力が必要なことは、間違いないと思っています。
思い返せば、地震発生当初からサーファーの動きは早かったと思います。
常に海に接することで、日々のエネルギーを得ている人種だからというのもあるだろう。
ブログやツイッターでサーファー仲間の安否を確かめ合えたし、
すぐにお情報交換をして、すぐさまボランティア活動や支援物資を求めることが、
あっという間に広がっていったと思います。
サーフショップでよかったことは、
その時に必要なものが的確に共有されていくこと。
滞在していたわずかな時間の間だけでも、
いろんな場所からサーファーが足を運んできてくれる。
そして、届けられた物資は近隣の住民や学校に行き渡る。
これがサーフショップでなかったら、こんなことはないんではないだろうか。
さらに訪れてくれたサーファーは、
「人手が必要であれば集めるので言ってください」とか
「何かあれば教えてください」とか
「何かできることはないですか」など、
心強くやさしい言葉を残していく。
サーファーのネットワークの凄さをまじまじと感じたし、
みんなの協力が本当にうれしかった。
まだまだ地元の海に入るまでは時間がかかりますが、
「自分に出来ること」と「絆」を大事にして前進していきたいと思います。
渡辺 広樹
1回目
2011/7/20
『福島3.11』
2回目
2011/8/3
『絆』
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2011/8/17
『現状』
4回目
2011/8/31
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