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COLUMN |
SURF COLUMN 2009/2/16 |
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『SOULS OF SURFING-結局のところ、サーフィンって何なのよ?-』
サーフィンって何?
こんな質問をされたらあなたならなんて答えますか?
今回このコラムを私へと繋いでくれた“Flow Surfer Leki”のことを
私は“よう出来た若いおっさん”と心から尊敬しているんですが、
彼が雑誌で連載しているページに書いてあった彼の一言。
“波乗りは少年をいち早く大人にし、大人をいつまでも少年でいさせる”
これを見たとき、
“いや~、まちがいないね。それがサーフィンだわ”
ともの凄く納得した。と同時に、
彼自身で自分が“若いおっさん”だということを認めていたわけで。
次のコラムを書いてくれないかと頼まれたとき、
何について書こうか、悩みそうになったけど一瞬で決まった。
“サーフィンって何なのか”
これは、“ある程度波乗りを続けている誰もが必ず考えるテーマ” ではないか。
と、私が勝手に思っているだけで、
ただ純粋にサーフィンを楽しんでいる人の方が多いのかもしれないけど。
未だに明確な答えはでてないけれど、
私はサーフィンって何なのか気になってしょうがないんですよ。
何か分からないことがあるならまずはインターネット。
私はインターネット大好きっ子なんで
とりあえずWIKIPEDIAに聞いてみた。
それはもうご丁寧に色々説明がしてあるけど、まず最初の一言はこれ。
“ウォータースポーツの一つ。波乗りともいう。
サーフボードの上に立ち、波が形成する斜面を滑走する“
いや、まったくその通りですね。
それ以外の何モノでもないっす。
そんなことは百も承知なんですけど。
そんなことが聞きたいんじゃないんですけど。
気づけばもう13年くらい波に乗り続けてきたことになるんですが、
何をやってもすぐ飽きちゃう私が、13年も同じことを続けているこのミラクル。
実家は山の上だし、周りのどこにもサーファーなんていなかったのに、
サーフィンと出会ってわたしの人生はそれはもう激しく変わった。
今回せっかく頂いたこの機会に、
私を、そして多くの人を惹きつけてやまない
“波に乗る”ということについてもう一度思いをめぐらしてみようかと。
私が初めて波に乗ったのはワイキキのカヌーズ。
あの時最初に波に押し出され滑り出したときの感覚は未だに忘れることができない。
気持ちよすぎてびっくりした。
せっかくこんなに気持ちイイものに出会えたのに、
当時の私は波のないヨーロッパはドイツへ、2年半の留学が決まっていた。
波に乗るという素晴らしい遊びに出会えたと同時に、
2年半は波に乗れないことが決定していて
心底“下手こいた~!”と思ったもんです。
そして、その2年半の間、なんとか波乗りが出来る環境で暮らせないものか
シワひとつないツルツルの脳みそをフル回転させ色々と画策し、
ほとんど親をだまくらかしてハワイへ。
結局約7年をサーフィンパラダイスで過ごし
来る日も来る日も、本当に毎日サーフィンばっかしてました。
ローカルのおっさんに怒鳴られ、
空気も波も読めてないから何度も死にそうになり、
たくさんの素晴らしい友達ができて、
サーフィンのあとのビールのおいしさを知り、
今まで感じることのなかった自然のいろんな移ろいを感じるようになり、
明日波があるのかそればかりが気になるようになり、
いつの間にか、私の生活はサーフィンを中心に回るようになってた。
そしてこれを書いている今日も春一番が吹いて波があがりそう。
なので、続きは次回に。
夏はすぐそこですよ~!
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