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COLUMN |
SURF COLUMN 2007/9/12 |
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『3R’s』
昨年ジャック・ジョンソンが出したキューリアス・ジョージのサントラに、「3R’s」という曲があった。
あ、そういえば、ジャック・ジョンソンもサーフミュージックだったよね、彼もサーファーだしね。どれが
サーフミュ-ジックだか、もうわからないけど。で、「3R’s」の話しに戻るけど、これは地球環境をテーマにした歌で、3Rはリデュース、リユース、リサイクル。日本でもよく口にされるエコの基本みたいなものだ。でも本当の「3R’s」の意味はアメリカの教育で絶対必要なものを指すんだ。Reading、writing、Arithmaticの3つ。でもRがついているのは本当はリーディングだけで、実はジョークなんだけどね。意味がわかるかな。で、ジャック・ジョンソンが3Rを使ったのはアメリカ人が100パーセント、3Rの意味を知っているからなんだよ。
ジャック.ジョンソンの「3R’s」は、スーパーへ行くときに自分のバッグを持って行けば、スーパーの袋を使わなくていい、それがリデュース(reduce)、お兄さん、お姉さんがかっこいい洋服を持っていたら、買う前にそれを着てみたらどうだろう。それがリユース(reuse)、もし、それがダメなら、リサイクル(recycle)してみたらどうだろうってこと。「3R’s」はそんな曲だ。国の体制や協会でやるんじゃなくて、ひとりひとりが心がけることが大切なんだ。
サーファーとしてやれることは、こうだ。
1.ビーチクリーンに参加すること。自分のポイントじゃなくても、ビーチクリーンをやっていれば、参加すべきだろう。自分のゴミじゃなくても、捨てよう。見てるだけじゃはじまらない。
2.ワックスを買うときは、紙でパッキングしてあるものを使おう。たとえ飛んでいっても、紙なら海で溶けるから。
3.サーフボードをあまり買い替えない。折れなければ、ロングボードなら10年、ショートなら5年は乗れるはずだ。捨てると、リサイクルはできないから、乗れるまで乗ろう。新しくするなら、古いボードはこれからはじめる人にあげよう。お店の人に怒られるかもしれないけど、ウエットスーツも同じだ。
4.サーフィンに行くときは、できるだけ、近所の海岸に行こう。英語にはこんなことわざがある。”If you can’t find it at home, you won’t find it anywhere!”これは自分がいつも入る海でパーフェクトの波を見つけられないんだったら、どこへ行っても波はないという意味だ。車でなく、自転車で行かれるところにしよう。もし車でも、1台の車に何人か乗って行ったほうがいい。
5.こんなことをすべて間に受けて実行するのは大変だけど、頭の片隅に入れておこう。そうすれば、自分が地球に残すフットプリント、足跡は少なからず、小さくなるに違いない。
サーファーはサーフィンの良さを伝えたがるが、同じようにしてエコを語れば、もっと地球はよくなると思うんだ。
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