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『夢のスケートパーク』
はじめましてこんにちわ。
シークレットカットというスケートマガジンの編集長、
ハードツアイスというビスのブランドのライダー兼代表をしております中村晋久と申します。
このたびは前回のコラムを書いていた中平健児君に紹介されて
インタースタイルのコラムを担当させてもらいます。
今回から全4回どうぞよろしくお願いいたします。
さて、1回目のテーマですが前回の健児が
「夢のスケートパーク」というタイトルで書き出しをはじめたにもかかわらず
そこで書くのをやめるというかなりスタイリッシュな振り方を自分にしてくれたので
早速けんじの前回のアイデアの「夢のスケートパーク」というタイトルをいただいて
コラムを書きたいと思います。
自分がスケートをはじめたころにはまったくといって良いほどスケートパークはありませんでした。
メインで滑っていた場所はいまは無き秋葉原駅前のだだっ広い広場でした。
一応スケートボードOKだったのである意味スケートパークだったかもしれませんが、
広場にあるセクションは花壇と入り口のちょっとしたステアー、
どこからとも無く誰かが持ってくる赤いパイロン(日によって集まる個数が違う)だけでした。
たまに廃材や粗大ごみを拾ってきて特設バンクや粗大ごみの冷蔵庫などでスケートしてましたが、
ただの広場でそこに集まったスケーターが考えてDIY的なセクションを作って滑っていただけでした。
そのためにスケートを始めてから約7年近くパークというものに行ったことが無く、
Rをやり始めたのは2000年に入ってからでした。
初めてまともにやったミニランプは三鷹のパークで、
アクセルストールもまともに出来ずに常にこけまくって腰に青あざを作っておりました・・・。
近年都内だけならず全国に巨大なスケートパークが作られております。
コンクリート製の巨大なボールやRがあるパークはストリートでは体験できないスケートが出来ます。
路面もつるつるでプッシュも非常に楽です。
ストリートではなかなか存在しないこぶや変形セクション、組み合わさったマニュアル台など
怒られずにおなかいっぱいバリスケできるのは非常にいいことです。
島根にある大東という公園は正にストリート。
まったくパークに見えないその公園は最高に面白いです!
また初心者の人でもパークから手軽にスケートボードが始められ、
まさに全国のスケートパークそれぞれが夢のスケートパークだといっても言いと思います。
しかしながら、自分にとってのスケートボードはやはりストリート。
アスファルトの劣化で路面の状況が変わったり、ちょっとした段差や以上にきつい角度のバンク。
まったく滑らないカーブや適当に施工したためにうねうねになったスロープバンクなど
まさにそのやりにくさを克服したときのスケートボードの達成感といったら
それは何にも変えがたいものなのです。
自分の思う夢のスケートパークはストリートだとおもいます。
誰が作ってくれたのかわからないオブジェやバンクを使ってスケートを街中でするその楽しさ。
それこそがストリートスケートの真髄です。
しかしストリートスケートには非常に厳しい点が多いです。
警備員や警察、住民の苦情などストリートをするときに人に怒られるのは非常に辛いです・・・。
そこで、スケートボードフリーパスなるものを日本国が発行してくれて
それを持っていれば怒られずに日本中のストリートでスケートできるというアイデアを提案します!
これさえあればストリートでは無敵。
警察だろうが、警備員だろうが有無を言わさずスケートOK。
全然知らない人や会社の敷地にもずんずん入っていっちゃいますよ。
この世の中にドラゴンボールがあったら7個揃えてこれをお願いしますね。
ちなみにめちゃくちゃ小さい飛び出しバンクや、
2段くらいのステアー、30センチくらいのつるつるのマーブルカーブなんかも大好物なので
やりにくいスポットだけが好きってわけじゃないのでご注意ください。
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