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COLUMN |
SKATE COLUMN 2013/1/9 |
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『過酷なお正月』
ここまで読んで頂いた皆様、楽しんで頂けましたでしょうか?
僕の青春時代のお話が少しでも役立てれば幸いです。
では最後のコラムは今現在のお話を少ししたいと思います。
今僕はありがたい事に多くの仕事を抱えていて、忙しいですが充実した日々を送っています。
その仕事の内容は主にTIGHTBOOTH PRODUCTIONの運営、そしてプロスケーターとしての活動です。
今現在取り組んでいるプロジェクトのミッションは
某スケートボード専門誌の特集用に「スケート写真5枚」という内容でした。
この5枚という量、同業者ならすぐに「過酷」をイメージ出来ると思います。
中には5枚くらい簡単に撮れるだろうという考えの人もいるかもしれませんが、、、
僕の中で5枚の写真を残すという事は
今まで撮影したどの写真よりも良い5枚を撮影するという過酷なミッションなのです。
この特集の話を頂いた時に撮影するなら来年の元旦しかないなと覚悟を決めていました。
何故なら普段は会社の運営が忙しく、平日も休日もスケジュールが埋まっているため、
まとまった休みのお正月に撮影をするしかなかったのです。
1月1日から仕事が始まる七日までの一週間、
僕の専属カメラマンである相棒、a.k.aおデブ殿「荒川晋作」と
ああだこうだ作戦を練りながら進めて行きました。
撮影は当初の予想通りの過酷さでした。
狙っていたスポットが自分の想像していたより
「怖い」「路面が悪い」「セキュリティーが早い」「通行人の目が冷めてる」「寒い」「角度がきつい」
狙っていたトリックが自分の想像していたより
「むずい」「しょぼい」「案外ださい」「写真的に微妙」「めんどくさい」
以上の悪条件をクリアしながら地道に一日1枚を目標に進みました。
150回トライして何度もスラムして精神は崩壊寸前。
以前の僕なら板をぶん投げているところでしたが
寒い中見守ってくれてる仲間やカメラマンの為にも、さっさとかたずけてしまおうと集中しました。
撮れる日もあれば撮れない日もあり、僕の2013年のお正月は過酷なスケート撮影のなか過ぎて行きました。
結局初詣にはまだ行っていないし、雑煮やおせちを食べたりと正月らしいことは何もしておりません。
しかし最も「スケーターらしい正月」を過ごせたと自負しております。
皆様はどのようなお正月を過ごされたでしょうか?
2013年もあっというまに始まりましたが、気持ち新たに今年も楽しんで行きましょう!
それでは次のコラマー??をご紹介いたします。
僕の大好きなプロスケーターであり
神戸のスケートショップ「SHELTER」を営む入潮正行氏にバトンを渡したいと思います。
ここまで読んで頂ありがとうございました!
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