ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版(TSJJ)最新号が発売です!
今号も厳選された写真と磨きぬかれた文章でディープなサーフィンの世界を描いています。
至高の1冊をどうぞお楽しみください。
11.4号表紙:そう、バレルはまだまだ見つけられる。それも思いもよらない場所に。カイル・ウォルシュはバッチリ見つけて独り占め。にわかに信じ難いが、ここは地球上でもっとも混雑しているはずのラインナップ、スーパーバンクだ。
写真:ライアン・ヘイウッド
<フィーチャーストーリー>
今号のフィーチャーストーリーは、湘南のなかでもサーフィン界のメインストリームとは一線を画す「もうひとつの湘南」という印象を持つエリアのアーティクル。日本のサーフィン史にとってアンダーグラウンドでありつつ、じつはけっして小さくはない存在、葉山に着目してみた。
■STAND BY ME OFF THE RADER
自由と愛、アートと異文化が交錯するサーフタウン、葉山の海の系譜
文:森下 茂男
1977年、冬のノースショアに大きな北西のうねりが押し寄せるとき、サンセットのアウトサイドのいちばん奥に陣取っていたのはエディ・アイカウだった。そして、次にジェームス・ジョーンズ、それから3番目のポジションをキープしていたのが、ローカルのあいだから「グッドスイマー」と呼ばれていた無名の日本人サーファー、久保田優だった。それから四半世紀の時を経た2001年1月20日、20歳になったばかりの無名の日本人サーファーが20フィートオーバーのワイメアを滑り降りた。久保田と同じ葉山のサーファー、佐久間洋之介だった。ハワイ・ノースショアのサーフィンの歴史に足跡を残したふたりの日本人。すでに故人となったこのふたりのビッグウェイバーを生んだ葉山の海の系譜とは……。
■THE JEWEL OF THE SOUTH「南の至宝」
文:エイドリアン・コージン
ブラジルの知られざる波、カンペチェ。
■VIEWS FROM KAIMUKI「カイムキからの景色」
文:ミンディ・ペニーバッカー
穏やかな力強さをまとったジョーイ・ハマサキはかつてのアラモアナのアイコン的なサーファーだ。サーフィン界の有名サーファーたちからも尊敬され、認められていた存在。彼女は太平洋を渡り、そしてふたたび故郷へと帰っていった。
■RUNNING LIKE GOD「神のごとき疾走」
文:マット・ロット
ブッチ・ヴァン・アーツダレンの血を引く発明家、タイラー・リードの成功物語。
■SPROPELLED ON A ZEPHYR OF COMPRESSED WIND「ゼファーという風に吹かれて」
文:ジョー・ドネリー
クレイグ・ステイシックとスミソニアン協会、そしてエアブラシが施された世界初のサーフボード。
■TOP DEAD CENTER「チョープーの若き盟主」
文:ベン・モンディ
チョープーのリーフに波が炸裂するとき、マタヒ・ドロレットの姿はそこにある。
■Portfolio: Nick LaVecchia「ポートフォリオ:ニック・ラヴェッキア 両極の共存」
文:マシュー・B・ショウ
無骨な風景を魅力的に描きだすニック・ラヴェッキアの美学。
最新号は11/30日(火)に発売しました。これまであまり知られてこなかった葉山のサーフィン文化を探ったオリジナルコンテンツをはじめ、ブラジル、ハワイ、タヒチ、カリフォルニアからお届けする珠玉のサーフストーリーが盛りだくさん。現代におけるフリーサーファーの筆頭ノア・ディーンのインタビューも掲載しています。『ザ・サーファーズ・ジャーナル日本版11.4号』は今号も見どころ満載です!
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ザ・サーファーズジャーナル日本版 http://surfersjournal.jp