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コラム

Kei Otsuka『第2回 波乗り絵描人としてアートと共に海を越えた僕。』

2017/11/15 tag: Kei Otsuka

INTERSTYLE Magazine のサーフコラムの第1回『ビジターサーファーの僕。』と題しまして 美しい自然の景色とかさなり合い波に乗るサーファーたちに憧れ僕はサーフィンと出会い恋をしました。
太東ビーチの丘の上にあるKenny Surf Sideの扉を開いたその日からはじまるケニーさんとの出会のエピソードからはじまる波乗り絵描人として生きる僕の背中を後押ししてくれた様子について人生の中でターニングポイントと呼ばれるタイミングがあるとするならまさにそのタイミングを絵描かせていただきました。
そしてケニーさんの言葉はその後 僕にとっていまでも大切な教科書となっていくのでした。
波乗り50年 板づくり40年のケニーさんに教えられた言葉のひとつ。
Kei Otsuka photo
「楽しいコトを続けて生きなさい!」

第2回は 2014年と2017年の2度に渡りオーストラリア最東端に位置するバイロンベイにて開催されてる『Byron Bay Surf Festival』(以下BBSF)のアートショーにゲストアーチストとして招待していただき参加したエピソードについて僕の言葉に拘り まるで奇跡のようなターニングポイントを記憶の奥にあるページをめくりながら絵描きご紹介させていただけたらと思います。
今回は自分でも驚くほど長い文章をエピソードを交えて絵描かせていただきましたので どうぞ覚悟して読んでいただけたらと思います!

Kei Otsuka photo
(BBSF2014より影響を受け絵描いた作品)

2014年 ちょうどサーフィンにもアートにもどんどん どんどん夢中になっていくそんな楽しい毎日を過ごしていた日のことです。
ある日 当時から読みあさっていたサーフィン雑誌にアートを絵描くアーチストたちとその素晴らしい作品たちが紹介されていました。
その中でも 特に僕が影響を受けた二人のアーチストはサーフィンもアートも美しく色鮮やかな色彩で絵描く作品に強く影響を受け 二人が出演しているDVDは何度もなんども 何度も見たことを思い出します。
この頃から海の向こう側のアートにとても興味を持ちはじめ夢を見るようになりました。
「憧れのアーチストたちと一緒にアートショーに参加をしたい。。。」
そしてこの夢を叶える一人のアーチストとの出会いは 信じられないタイミングでやって来るのです。
ちょうど 横浜赤レンガ倉庫で毎年開催されているフェスティバルに海を越えてたくさんのアーチストたちが日本を訪れることを知り 僕はその年のフェスティバルへ自分の絵描いたアートがコッソリと入ったリュックを背負い その日は強く想い信じた大きなおおきな夢を叶えるために横浜へ向かうのでありました。最寄の駅から会場まで続く道をたくさんの人の波に乗りながら いつもより少し歩くスピードも心なし早まり 期待に胸を膨らませながらもうすぐ憧れのアーチストたちと出会える会場を目指しました。
僕は想像しただけで心の底から嬉しくてうれしくて仕方がありませんでした!
そんな僕の様子はきっとお上りさんに見えたことは言うまでもありませんね(笑)
はじめて訪れる会場には想像していた以上の人たちで埋め尽くされ アートを通して伝えるメッセージに込められた表現する無限のチカラの素晴らしさに感動したと同時に僕の目指す表現するカタチに間違いのないことを確信しました。
世界中から集まるアートをひとつひとつじっくりとゆっくりと足を止めて見ながら アーチスト本人とも想いのままに会話をさせていただきました。
僕はリュックにコッソリとしまってあった自分のアートを取り出しアーチストの皆さんにも手に取ってもらい どのアーチストの皆さんにも僕のアートと絵描く想いについて話し掛けました。
アーチストたちも 丁寧にまっすぐに向き合ってくれたことがとても嬉しくて印象的でした。
この丁寧な対応はいまでは僕もお手本とさせてもらっています。
そして人種も言語も文化も一瞬のスピードで越える交流がはじまってしまうアートのチカラに驚き 少しだけ未来を想像し感動している僕にひとりの外国人の方から声を掛けられたんです!
「あなたもアーチストですか?」
振り返った僕がめちゃくちゃ日本語が上手い外国人に驚いてしまい 僕はつい「日本語がとても上手ですね?!」と声を掛けてしまいました。
僕もアーチストであることを日本語で質問に答えるとその隣にいたひとりのアーチストと僕の絵を手にして英語で何かを話しはじめアーチストさんから丁寧に挨拶をされました。
「はじめまして。私はジェイムズ・マクミランです。」
「あなたは自分が何を絵描き どんなアート活動を目指していますか?」
その時 僕はこう答えました。
「海や自然の美しさや楽しさについて絵描き 次世代の子供たちへ 僕は大切なメッセージを海を越えて伝えていきたいんです!」
すると ジェイムズさんは答えました。
「私はバイロンベイ・サーフフェスティバルの主催者ですが アートショーの新人を世界中を旅して探しています。興味があったらオーディションを受けてみませんか?」
もちろん 僕の答えは迷う事なく「Yes!」しか見つかりませんでした。
その日からオーディションに必要なアートを絵描きはじめ ジェイムズさんからの返事を待ち続けました。
すると数ヶ月後に『Byron Bay Surf Festival 2014』ゲストアーチストとしての招待状がジェイムズさんより届いたのです。
人生ではじめて夢を叶えた瞬間でもありました。。。
これまで僕は手にした目の前の夢を諦めた経験をしたことがありましたが 夢を叶える瞬間を経験したことがなかった僕はこの日 人生ではじめてとなるアートショーをオーストラリア最東端に位置する小さな街で迎える奇跡にまたひとつ感謝する喜びを知ることができました。

Kei Otsuka photo
(アーチストであり BBSF主催者のジェイムズ・マクミランさんと出会ったGreen Room Festival2014)

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(BBSF2014オーディション審査作品①)

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(BBSF2014オーディション審査作品②)

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(BBSF2014オーディション審査作品③)

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(BBSF2014オーディション審査作品④)

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(BBSF2014ゲストアーチスト招待状)

だけどいったいバイロンベイってどんな街なんだろう?!
まさかの出来事に当時はまったく何もわからずに憧れていたため 世界中から集まるサーフカルチャーの祭典を一冊のサーフ雑誌の記事より知り 2014年そして2017年の2度のゲストアーチストとして参加させていただいた 美しく素晴らしい自由でピースなアートショーから理解するほんの少しだけ僕の知るバイロンベイについてここでご紹介させていただき 後ほどアートショーのエピソードを絵描かせていただきたいと思います。
ヒッピーカルチャーの聖地として知られるオーストラリアが誇るサーフタウンのこの小さな街からこれまでに多くのレジェンドサーファーやアーチストたちが育ち 今のカルチャーを創造するバイロンベイ。
ゴールドコースト国際空港からバスに乗って オーストラリアの手付かずのままに残る豊かな自然の土地に人々の生活ラインとして作られたフリーハイウェイを1時間ほど南へ下り バイロンベイの街に入るたったひとつだけしかない道を目指します。(現在は既に新しいハイウェイも建設されているようです。)
この道はフェスティバル期間中は世界中から集まる観光客や旅をして生活をする人たちの車で街に入ることさえ困難な状況になってしまうほど大渋滞となってしまいます。
また街を歩いても1時間ほどで周れてしまうほど小さな街には信号機はなく 車も人ものんびりとしたリズムで生活を送っていて 海の中でも街の中でもどこで会っても本当に穏やかで優しく心豊かな人たちの多いことに気が付きます。
それはきっと街からビーチまで歩いてすぐのところにレストランやカフェやバーがあり 昼間からお酒を飲む人やサーフィンをする人もしない人もビーチでのんびりとくつろぐたくさんの人たちがいつもビーチに集まってそれぞれの時間を楽しむ文化が根付き みなさん本当に人生を楽しんでいるように感じてしまいます。

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(メインビーチにはサーファーはもちろん 家族やたくさんの観光客の人たちが集まりのんびりと時間を過ごしていました)

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(メインビーチの公園で遊ぶたくさんの子供たちも日本とまったく変わらずとても元気がよく何かをシェアできる子供が多いことにも気が付きました
それはきっと親たちのコミュニティーから自然と学ぶことができているように感じました)


Kei Otsuka photo
(メインビーチの右側に見える岬に向かって
パスビーチそしてワテゴスビーチと続いていきます)


そしてこれだけたくさんの人たちが過ごすビーチも街もゴミがひとつもないことに気が付きます。
またビーチや公園には誰でも自由に使用できる フリーバーベキューコンロが設置されていて 毎日のようにたくさんの利用者が使用され 使用後の後片付けにもマナーとモラルの意識の高さを感じます。
そんな意識の高い人たちが多く暮らし自分たちの食べる食事や街づくりに対しても 地元で育てられた無農薬野菜を使ったオーガニック料理から飲み物もオーガニックジュースやオーガニックビールを提供しているお店が多く 大手チェーン店やフォーストフードのお店はほとんどなく 地元のオリジナルな料理をとても健康的で美味しく食べることができる街づくりが 自分たちの暮らす街に対して何が必要で何が必要ではないのか?
そのために何を伝えて何を築いていくのか?
きちんと選び考えて行動する街づくりにとても刺激を受けました。
この考え方がこのコラムを通して後ほど紹介させていただくアートプロジェクトである「enjoy_.」project の活動内容のひとつとして影響を受けた出来事なのですが 今は憧れの街で開催されるバイロンベイサーフフェスティバルの誕生から世界の注目を集めるフェスティバルについて少しだけ僕の知る限りを絵描かせていただけたらと思います。

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(フェスティバル期間中に街中で目にするジェイムズ・マクミランさんによるBBSFロゴ)
Facebook https://www.facebook.com/ByronBaySurfFestival/
WEB http://www.byronbaysurffestival.com.au/#media

Kei Otsuka photo
(BBSF2014 メインビジュアル画像)

Byron Bay Surf Festival(以下BBSF)のはじまりは2011年 アーチストのジェイムズ・マクミランをはじめ 3人のローカルサーファーで創り出されたフェスティバルとして アート/音楽/ムービー/環境問題 そして自由でピースな空間である街中のカフェやコミュニティーセンターや公園やビーチなどではスワップミートやワークショップだけでなく様々なマーケットも出店する内容も盛りだくさんな3日間のフェスティバルでありまさに”サーフカルチャーの今”を創造するフェスティバルなんです。
実は大きく成長するフェスティバルにも 2015年と2016年の2年間はもう一度自分たちが開催するフェスティバルの正しいあり方や開催当初のビジョンを確認し 見直し 未来に向かって前進する考えのもと フェスティバルの開催を一時的に見送る時期がありました。
そして 2017年にはさらなる創造力を磨き上げ見事に復活を果たすのです。
そんなBBSF2018は既に開催の告知もはじまっていて2018年2月22日から25日のなんと開催期間が1日長くなり これまで以上となる4日間もの盛りだくさんなフェスティバルが開催予定されているようですよ!

そんな小さな街全体で盛り上がるフェスティバル当日までには ビーチや公園やビーチへと続く大通りに面したコミュニティーセンターやビーチの目の前のカフェなど街全体が協力し合い 大勢のボランティアの方たちに支えられ着々と準備が進む真っ只中 主催者のジェイムズ・マクミランさん自身も手作りの立て看板やペイントした案内掲示板はもちろん会場内のブースやテント もちろんアートショー展示スペースまでをDIY道具をいっぱいに詰め込んだ車で何往復も夏の暑い陽射しの中で先頭に立って作業されていました。

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(フェスティバルはたくさんの方に支えられて毎年大きく成長していました)

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(主催者のジェイムズさんも準備に追われ街中を駆け巡っていました)

バイロンベイに到着したばかりの僕も誰にも負けないくらい時間と熱い気持ちだけはあったため(笑) ジェイムズさんに再会の挨拶を交わしたまま一日中作業のお手伝いをさせてもらい 主催者としてフェスティバルを創造しカタチ作る ほんの仕上げの部分だけではありますが貴重な体験させてもらい その信頼関係は いまでは友人関係へとなり本当に嬉しく思います。
実は2017年に訪れた時はジェイムズさんの自宅に図々しくも居座り 毎日のように会場設置作業からフェスティバルが出来上がる様子を付き人のように時間を過ごし ジェイムズさんのすべての人と接する様子からアートワークをするアトリエでの作業様子まで できるお手伝いをさせてもらいながら徹底的にアーチストとして真実を世界へ向けて発信し続ける折れない強い心と自分自身を信じた行動力を学ばせてもらいました。

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(6日間の貴重な経験を積ませていただいた空間でジェイムズさんの息子ノアくんも一緒)

2014年BBSF 何もわからないままこの場所に立ち 最高な天候で迎えることができたフェスティバル1日目。
ビーチから吹く風がまだ少しだけ冷たく感じられる夏のサンセットタイム。
オープニングイベントの会場となるメインビーチには サーファーたち それからここに暮らす地元の人たち また世界中から集まる観光客やキャンピングカーで旅をする人たちで埋め尽くされた空間は この小さな街には信じられない数の人たちが ここメインビーチに集まりフェスティバルのはじまりを待っています。

BBSFオープニングイベントのステージに立ち 歴史を見続けてきたオーストラリア先住民族のアボリジニーの祖先たちによる舞踊は ゆっくりと遠く長い時を超えて現在と繋がる時の流に宿る魂の繋がりを僕たちに感じさせてくれるとても深く意味のあるメッセージとフェスティバルのはじまりを宣言されました。

オレンジ色に染まる空のひかりはゆっくりと色濃く次第に消えてしまい まるで月明かりに照らされるタイミングに合わせたかのようにビーチ沿いのステージには映画のストーリーとスクリーンには美しい波にゆったりとしたラインを絵描く女性が映し出されていました。
空から降り注ぐやさしい月明かりの景色になんとも言えない雰囲気に会場は益々神秘的な空間へと導かれていくのでした。

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(続々と集まるフェスティバルオープニングを待つ人たちの様子)

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(BBSF2017 ステージに立つ先住民族アボリジニーの祖先の皆さんたちによるオープニングイベントはとても神聖な空間を感じさせてくれました)

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(BBSF2014サンセットシネマ『BEYOND THE SURFACE』より)

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(BBSF2014サンセットシネマ上映の様子)

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(2年間のフェスティバル開催を見送りついに復活を遂げたBBSF2017サンセットシネマの様子)

波の音を聞きながら晴れた夜空に輝く星たちを見上げ 心地良い風に包まれる僕は 少し緊張していたのか それとも目に映るすべての刺激的な出来事に興奮していたのか なんだか急に心地よい疲労感を感じたまま 今日あった素晴らしい余韻に浸りながら フェスティバル1日目の夜が静かに過ぎていくのをたくさんの人たちにまざりながら戻るホテルまでの帰り道にまだ賑わう会場の方を振り帰ると明日のアートショーがおこなわれる空間をまだ明るくやさしい月明かりが照らしていました。

天気にも恵まれたフェスティバル2日目の朝を迎え 少し早く目覚めた僕は朝食とコーヒーをもとめて海沿いの道のりを歩き 友人より紹介していただいたカフェ”THE TOP SHOP”まで向かうことにしました。
そこでは 信じられない光景を目にしてしまったのです。
週末のAM6:30。
淹れたてのオーガニックコーヒーとオーガニックな食材を使い作りたての朝食を求めるお客さんたちが店の外までいっぱいに並んでいて 店の中に入れない人たちも店の外の芝生に座り それぞれに1日のはじまりを感じていました。
僕も朝食とコーヒーをいただき 夢にまで見たバイロンベイでのアートショー当日を色鮮やかに絵描き賑わう会場を目指します。

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(いつ訪れてもたくさんの人たちで賑わう人気のカフェ『THE TOP SHOP』
オーストラリアのカフェ文化には驚きました)


会場となるメインビーチ沿いには数百メートルにわたるビーチクラブが管理するクラブハウスを中心とした芝生の公園と遊歩道が敷かれていてTipiと呼ばれる三角の形をした先住民族の暮らしを再現する空間や各店舗による可愛らしいブースが用意されていました。
アートショーも潮風を感じられる公園内のテントの中でおこなわれ アーチストのJames McMillan/Heather Brown/The Captain Surfs/Matthew Allen/IKI/Josh Rufford...etc
社会に対しての影響力と表現力をすでに兼ね備えたアーチストに混ざり 僕は新人らしく僕自身がいま絵描くことのできるアートのチカラを信じて精一杯に自然体で展示させていただきました。
どのアーチストたちにもオリジナルな個性と絵描く想いについて話を聞かせてもらうこともでき 素晴らしいこの経験は今後 僕自身にとって大変大きな勇気となり 視野を広げ表現者として行動する覚悟へと少しずつ変わっていくのでした。

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(メインビーチに敷かれた遊歩道に沿って建てられた”Tipi”は先住民族アボリジニーの暮らしを想像させ様々な店舗の出店がおこなわれました)

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(BBSF2014アートショー会場の空間はメインビーチから吹く潮風を感じながらとても気持ち良い一日を過ごしました)

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(BBSF2017アートショー会場となった『Lone Goat Gallery』
こちらの撮影は日本から足を運んでくれた写真家の”鳥巣有佑子さん”による記念の写真)


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(実はギャラリーでの作品出展はこれが人生ではじめての経験でした
こちらの撮影も写真家の鳥巣有佑子さんに写していただきました)


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(フェスティバルは常にメディアの注目となり僕自身もゲストアーチストとしてアートのチカラを信じて絵描いた絵たちのメッセージを伝えさせていただきました
このタイミングで写真家の鳥巣有佑子さんから表現するコトの楽しさや面白さや拘り方について本当に大切な学びに気が付かせていただきました)


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(いつか自分の絵描いた絵たちをこんなに楽しげでとても想像力豊かな表情で見る方たちに心から出会える日を楽しみにしたいと想う瞬間でした)

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(BBSF2017展示作品のひとつ
Nobby Wood Surfboardsさんのウッドフィンの端材とコラボアートさせていただきました)


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(BBSF2017展示作品のひとつ
Bulli yardさんのヴィンテージウッドフレームとコラボアートさせていただきました)


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(BBSF2017展示作品)

3日目に開催されるフリースタイルセッションでは自由でピースな空間でおこなわれるサーフイベントとなり メインビーチからさらに車で10分ほど北を目指したワテゴスビーチへ向かいます。
すると 小高い丘に沿ってビーチが湾に囲まれた緑の木々の隙間にひっそりと静かにクラシカルで豊富な波がはるか沖から遠くビーチまで続く様子はまるで美しい楽園のようでした。

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(オーストラリア最東端に位置するバイロンベイのワテゴスビーチもまた楽園のように美しいビーチ)

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(ワテゴスビーチに集まる自由でピースなマインドの人たち)

世界中で美しく波にラインを絵描く憧れのサーファーたちによるサーフィンと そして同じく世界中のサーファーたちに愛されるサーフボードを作るシェイパーたちによる自由な表現とボードの試乗会を楽しめてしまうスペシャルな一日を僕もこの楽園に舞い込んでしまった一人のサーファーとしてこの場所を訪れるすべての人たちをリスペクトして ひとつの波をシェアし合い自由に乗るスタイルの 波に乗らせていただきました。

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(BBSF2017イベントの様子)

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(ひとつの波をシェアできる喜びがこの空間にはありました)

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(BBSF2017メインビジュアル画像)

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(BBSF2017より影響を受け絵描いた作品)

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BBSF2014そしてBBSF2017の2度のタイミングで出会い再会したこの空間で日本人として日本人らしい美しいモノづくりの技術を想いを込めてカタチにしているバイロンベイ在住の倉橋 潤さん/Surfers Country(左)。
日本の伝統的な木製サーフボードを現代に残し様々なメディアに取り上げられ活動をされているノビーさん/Nobby Wood Surfboards(右)。
僕はお二人の背中から感じる志を持って生きてきた生き様にとても興味を持ち今後の繋がりを強く感じてしまいました。


自然の恵みをピースなマインドでシェアできる喜びを大切な自然と向き合い守り生きるために必要な考え方について真実の行動を学ぶことができた最終日。
波乗り絵描人としてアートのチカラを信じて自分の絵描くことができる絵たちを 今よりもさらに先を絵描くためにこの3日間で知り会えた人たちとの出会いや自然の恵みを受けて生きる人たちと共に暮らし学ぶことができた貴重な時間と経験をこれからも大切な宝物としてまだまだ続く波乗り絵描人のキャンバスに自由でピースなラインを絵描き続けます。

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(ジェイムズさんと一緒にフリースタイルセッションを絵描いた様子を写真家の鳥巣有佑子さんに撮影していただきました)

次回のコラムでは バイロンベイより波乗り絵描人の日本でのアート活動がはじまりついて 絵描かせていただけたらと思っています。
もし 少しでも興味を持っていただけた方はシェアしてもらえると とっても嬉しいです!

長文でしたが 最後まで読んでいただき 本当にホントにありがとうございました。



Kei Otsuka(大塚 桂以)プロフィール
1977年3月3日 北海道生まれ 埼玉県在住
高校卒業後に 22歳まで南米アルゼンチンで サッカー選手として暮らす。
日本でサーフィンに出会い 2013年よりKei Otsuka Surf Art Canvasにて波乗り絵描人として生きる。
オーストラリア最東端に位置するバイロンベイにて開催されるByron Bay Surf Festival 2014年・2017年にゲストアーティストとしてアートショーに参加。
2020年東京オリンピック種目サーフィン会場一宮町クリエイティブアンバサダー。
2017年にアートプロジェクトとして 一宮より誕生した「enjoy_.」project オーガナイザー。
「enjoy_.」https://m.facebook.com/enjoyartp/
Instagram https://www.instagram.com/kei_otsuka/
Facebook https://www.facebook.com/kei.surfpainter/
Web https://keiotsukasurfartcanvas.localinfo.jp

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