我が国において、サーフライダーファウンデーションは、すでに起きている問題に対して、無力だ。
だからと言って・・・
怒りの狼煙を上げ、反対署名を集め、デモ行進をする。
それでもダメなら、駄々をこねる子供のように、座り込む。
そんな行動を、子供たちに見せることが大人の責任の取り方だとは思えない。
社会に対する責任とは、10年後、20年後の未来を考えて行動することだ。
だから今、SFJは反対運動をしない。
サーファーの声を届けるために。
夢を見るのは子供、未来を創るのは若者。
今、受け入れがたい現実があるとしたら、それは私たち大人の責任です。
未来に可能性を託せる社会基盤を残すことが、私たち大人の役割でしょう。
日本各地で、海辺で暮らすサーファーたちが、様々な形で行政との取り組みを始めています。
地域のサーファーが、地域の発展の為に。
市民と行政の協働には未来の環境を変えていく可能性があります。
今、私たちサーファーが結束する必要性を感じ取っていただけたならば、幸いです。
お付き合い頂き、ありがとうございました。
一般社団法人サーフライダーファウンデーションジャパ
代表理事 中川 淳
メンバー登録は無料です。
www.surfrider.jp
中川淳プロフィール
1965年生まれ、横浜市出身、高校卒業後に憧れの湘南へ単身移住、23年前の1994年に不動産仲介会社「ティーズ・ハウジング」を設立した。以後、長年にわたって「海辺への移住、ライフスタイルとしてのサーフィン」を発信し続けている。
2016年に一般社団法人サーフライダーファウンデーションジャパンの代表理事に就任したと同時に、同法人の活動拠点を湘南へ移転した。