増田俊郎さん(以下マッスン)と始めて出会ったのは、私がまだ20代半ば、
大阪四ツ橋にあった「パームス」という当時巷で流行っていたカフェバーだった。
ブルーリバーサーフボード「出井利通氏」のボードに惚れ込み四国・海部へ日参していた頃だった。
ある日、出井さんも帰阪することになり一緒に甲浦フェリーに乗り込み出井さんから
「今からマッスンに会うけど一緒にくるか?」と言われ「おおお〜〜あの増田俊郎さんですか?」と・・・
コッキーポップという音楽番組にレギュラー出演されており、
音楽をやっていた高校生の私の心を鷲掴みにした唯一のミュージシャンだった!
そう「マッスン」の奏でる音楽に今まで培ったものを一掃された感覚になってしまったのだった。
しかし、実際会ってみるとまったくドキドキ感はなく、ただ波乗り好きでお茶目なお兄さんなのであったのだ。ぽてちん♪
以来、何かと行動を共にするようになり、四国・地元八丁でサーフィン!
街では南・北を徘徊し遊び呆けた青春の1ページを飾っていた。
「1994年 はだしのコンサート♫」を企画し、まず一番にマッスンに声をかけた。
子供の頃から夢に描いていた砂浜での音楽コンサートだ。
「あなたが拾ったゴミが入場券!」をキャッチフレーズにビーチクリーンキャンペーン活動を広めたかったのだ。
一つ返事で「やろう!やろう!」と!その後マッスンの呼びかけで多くのミュージシャンが駆けつけくれ、一躍を担っていただいた。
サーファーが目指す海岸環境を模索した一大イベントの功労者「マッスン」には感謝に堪えないのです♪
時は過ぎ・・・お互い還暦も超え(マッスンは古希間近)、馬鹿話に花を咲かせているのだが、
時にはド真剣に真面目な話をして「はだしのコンサート」に継ぐ有意義で素晴らしいイベントを夢見ているのだが・・・
朝になるとその素晴らしい企画の内容をすっかり忘れている二人なのだ(笑)♪ ポテチン♫
マッスンの作り出す曲・詩には重みがある。とはいうものの・・・
風と共に飛び消されそうな軽快さと真っ青な海に溶け込んでいきそうな自由な空間がある。
友達が逝ってしまった曲。子供をおきざりにした悲哀な曲。
人のもろさを露呈した情けない曲等 暗く重い題材なのだが、その曲の中に一変するフレーズは、
聡明で純粋な人の心を表現したブレないマッスン節が私は好きだ♡
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インスタ @toshrosh
<終わりのない夏>増田俊郎 *お葬式にも結婚式にも使える曲です(笑)♫
PHOTO : Keigo Yoshida
守山倫明プロフィール
1958年生まれ 京丹後市出身 京丹後市在住
元SFJ代表
現守源旅館館主
一言「波乗りやってて良かったです!」