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開催:2025年2月12日(水) 〜 2月13日(木) 会場:パシフィコ横浜詳細 »
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コラム

杉『第1回 初めまして』

2021/08/04 tag:

初めまして、GOLD SCHOOLの川邊氏よりご紹介頂いた杉と申します。

こんなコラムにお誘いいただけるのは光栄であります。

川邊氏とはスケートはもとより、原宿の古着屋さんで店長をされていた頃からのお付き合いで、

全身、氏がバイイングした古着を身につけていたこともあり、好きなもののツボも理解しあえる仲であると勝手に思っております。

自分は駒沢公園、宮下公園あたりをメインに都内近郊のパークでHi na ta bo kkoして滑っている者です。

お題は今や知らぬものは皆無のオリンピックスケートボードと、この場をお借りして、ある計画のご賛同のお願いです。

 

あの日。

おお~スケートボードやってるな~今日だったのか~。

と、テレビでスケートボードがこんなにも大々的に放映されていてやっぱ時代が変わったな~なんて思いつつ、

腹が減っていたので途中でランチをしに出かけてしまいました。

行きつけのタイ料理店で食べたガパオが美味しかったので自分的に「優勝」とテキストを入れてストーリーに上げ、

ふらっと帰ってまたテレビをつけたら「金メダル!!」フィーバーしていて、おお~獲ったか!!

ってな大事態になっていてテレビもインスタも盛り上がって、続いては女子も!

 

かしこまった世紀のスポーツ大会に嬉しかったり感動したりの心の感激はスケーターが一番理解できたと思います。

スケーターにしか理解できないならではの態度、というカルチャーを、スケートボード未知の観戦者、

別の種目の競技者達に見てもらえた。と思うのです。

出場者もいつも通りのスケーターとしてのバイブスでお互い応援しあったり、

他の選手のメイクを同じく喜んだり、失敗しても繰り返し挑戦し、鬼ゴケしても笑顔。

という、我々にとって普段滑ってて当たり前に見ているお互いの態度、競技なのに競技っぽくない、

相手が勝っちゃって喜んじゃってるとことか、お茶の間で観戦していた全国の皆様にもその好感触、伝わった気がします。

話題の解説とか、普段、疲れちゃった我々が駒沢のフェンス外から飲みながらカーブを攻め込む若手スケーターに、

おお~!今のやべ~!とかギャーギャー言っているのとなんら変わらない日常のスポットの空気感、

そこで遊んでいるスケーターの魅力が、お茶の間の方々にバッチリ伝わった、って思ったのです。

スケートボードってのは人も面白いし何よりニコニコお互いやりたいことをじつにやって楽しそうなもの。

解説を終えるとき「お疲れ様でした~」って一言、スケートボードをしない人にはわからないニュアンスがあってそれも良かった!

次回のパークスタイルの日もがっつりスケートボード100%の、魅力溢れる大会になって欲しいですね。

そのうち、おばあちゃんが「あの子のすているふぃっしゅ、かっこよかったねぇ~~~」とか言い出したら完璧。

 

数日後。

糀谷にある5050というショップに立ち寄り、外で友人たちと談話していると、通りすがりのおじさんが

「金メダル良かったねえ~盛り上がるといいねえ~」と嬉しい声をかけてくださったり(この日は2名)と、

好感を持ってくれた方々が増えてきていると実感できました。

自分のことを知っているおじさんおばさんも同じくです。

この大会に参加したスケーターや裏方も面識のある人や長らく近しく知っている人も多いと思います。

あんな小さかったのに今やこんなに活躍して。って感無量している人もいると思います。

オリンピックが決してゴール地点ではないにしても、10~20年、長いこと彼らの様子を見てきた人には感慨深いものはあったはずです。

「じつにやったメダル」があったらぜひみんなにあげたいものです。

 

今日。

僕も私もやりて~はもちろん当然だと思います。

スケートボードへの眼差しが優しく微笑ましくなっている今、ブチ上がって滑りに飛び出してしまった諸兄も多かったはずですし、

うちの子にももっと滑る場所があればなあ~。

とお考えの、夢を膨らませたキッズの親御さん方、キッズご本人やりて~!

な方もいらっしゃると思います。

そんな最中、先に触れた行きつけのお店、糀谷は5050の社長である冨田氏が地元に大きなパークを作ろうと現在皆様のご協力を呼びかけております。

もし可決となれば某大型パークと同等の敷地面積が見込めるそうで、あらゆるレベルに対応できる内容のパークセクションを予定しているそうです。

 

羽田空港の真横、多摩川の河口を見渡せるウォーターフロント

近所のキッズたちの良き練習場として(交番もあり)

空港の真横なので国内海外からの飛行機着陸直後の方もすぐスケート可能

京急線天空橋駅の目の前、品川から急行も有りで、アクセスも良い

広々敷地で川からの風も気持ちがいい、川辺でのんびりもできる

周りに建物がないためLA郊外のパークの雰囲気になる、目標は24hオープン

30年以上前から、ここ大田区で冨田氏を始め代々ローカルスケーターが大田区のスケートシーンをあらゆる活動を通じて支えています。

城南島のスクールや大田フェスタ内のスケートエリアなど、スケートボードにまつわるあらゆる事を続けて実行しています。

城南島のスクールからは現在活躍している若手のトッププロも輩出してきました。

 

今回、このコラムの依頼をいただいたのと同時にこのパークの話を聞いて、第1話は迷わずこのパーク計画のご紹介を即決しておりました。

なぜなら、自分や仲間のSNSレベルにしても、広められる人脈はせいぜい直接の友達かその友達までくらいなもので知り合いはいるとはいえ限度があります。

そこで、このインタースタイルのコラムであれば様々なサーフ、スノー、あらゆるジャンルの読者様に見ていただける機会が望めると思いました。

いきなりお願いのコラムになってしまい恐縮でありますが、この計画にもしご興味が湧きましたら、

是非とも署名のご協力をお願いいたします。

大田区長宛に送られることになっています。

以下のリンクより主旨も是非ご一読ください。

大田区羽田空港跡地の公園に世界大会を開催できるスケートパークをつくりたい!

 

是非ともこの夢を実現して、お子様からおじさんまでどなたでも楽しく遊べて、

さらに新たな夢を持った若い方々の近い未来の活躍を支えていける場になればと思っております。

東京都にどでかいパークをもう1個!

これにて第1話は以上となります。

よろしくお願いいたします。

 

杉 プロフィール
東京都在住
世田谷公園スケートボードスクール
bluth skateboards 代表
得意技:Hi na ta bo kko、パトロール

 

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