インタースタイルコラムをご覧の皆様初めまして。Miyonと申します。
バトンを渡してくれたあやちゃん、面白そうな機会をありがとう！
佐藤あやちゃん
スノー業界一コツメカワウソに似てる、可愛い。スノーボード本当に上手いしインスタの#aya_patternedも素敵。素敵女子。
コラムって書いたことなかったのでまずコラムって何？と思い調べるとこから始まりました。
なるほど、これ私が書くやつコラムとは言えない予感、、笑
いやそんなん何でもいいよとの声が聞こえてきそうですが(聞こえる)まぁそういうめんどくさい性分ゆえにお許しください。
4回にわたり書かせていただくのですが定石を踏んで自己紹介から始めていこうと思います。
1986年8月5日出生・福岡生まれ福岡育ちですが血筋は韓国の在日韓国人3世です。
名前はふたつあります。
Miei Yamaguchi と Miyeong Kim
何人なの？と聞かれると韓国人ですと答えるけど、表現者として活動する上でレペゼン日本だと思ってます。
私にとってはどちらも大事なルーツとホーム。
活動名は”Miyon”(韓国名の日本語発音)にしています。呼ばれ慣れてる音でいこうと思って。
大学の頃に趣味でスノーボードを始めてみたら面白すぎてお金も時間も心もスノーボードに入れ込む20代を過ごし、
気づけばライダーに成り34歳になった今も1年の半分を雪のある地域で自己表現の場を求め転々とする日々を過ごしています。
スノーボーダーとしてのMiyonが形成された場所、Big Air Fukuoka。
週5で通い詰めました。
こうやって書いてみると、ここまで私を取り憑かせているスノーボードの魅力とは一体何なのか。考えてみました。
「非日常感」
第一にこれかなぁ。
ターンが出来るようになるまで何日もかかったしコケまくったけど、
曲がりなりにも滑れるようになってからは日常では味わえない疾走感や遠心力が楽しくて。
その後インターネットでスノーボードの動画を探してた時に目にしたBear Mtでのパーク映像に衝撃を受け、
やりたいのはこれだ。
と思いました。「格好良さ」を表現することへの好奇心。
それからはもうジブをめちゃ練習して、ジブ(パーク)を通して表現することにハマりました。
ジャンプも興味あったものの、くそビビりでなかなか飛べず、今に至ります。
(とか言いつついつかジャンプでも格好良さを表現したいという野望は消えません。。笑)
Photo by Dar
憧れのBear Mtにも気づいたら行っていた。10年前。
ジブの魅力といえばカッコつけれるところ、かなと思います。
やりたいトリックを練習を経て出来るようになった時の達成感、
恐怖心を乗り越えてアイテムにトライ出来た時、そしてメイク出来た時の達成感、
スタイルを追求して納得のいく表現が出来た時は最も充足感があり、
要するに自分に酔える。
何だろう。私は自身の心の安定のためにスノーボードをしているんじゃないかなと思う。
あまり人と関わるのが得意でないので基本的に一人でいるし、自分を高めることによって心を満たしていて
昔はそれが読書だったり絵を描くことでしたが
飛んだり跳ねたり、体を動かすことも好きだったので(笑)
スノーボードというのはそんな私にぴったりでした。
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Photo by Dar
絶対にやることはないと思ってたストリートがいつの間にか主戦場に。
ただ、続けていくうちに心にかなりの変化がありましたね。
自分さえ滑りに納得出来れば良いと思って(もちろん評価もされたい。上手くなっていけば評価は自動的に付いてくると思っていた。)自己研鑽に励んでいたのですが、
色んな人の助けがあってこそ、好きなスノーボードができていることへの感謝を覚え、
スノーボードを通して誰かの心を動かせたと感じる時、心が満たされていきます。
そういう部分に気づかせてくれたスノーボードというものに出会えて良かったと思います。
人は持ちつ持たれつで生きていると感じます。
非日常感を味わえて格好良さを表現でき、その表現を通して人を感動させることで自分自身も満たされる。
これからもそんなスノーボードを楽しんでいきたいと思います！楽しさを伝えることも自分なりにやっていきたい。
まだまだ学ぶことはたくさんありそうです。
Miyonプロフィール
1986年8月5日 福岡県福岡市出身。
雪とは無縁の福岡で生まれ育つ。大学時代から趣味で始めたスノーボードに取り憑かれ、
2010年よりフィルムクルーDirty Pimpと共に撮影の日々を過ごす。
スノーボード以外の趣味は絵を描くことと猫を愛でることと宇宙について考えること。
