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コラム

飯田幹彦『第3回 Ronson Lambert』

2021/03/03 tag: 飯田幹彦

こんにちは。飯田幹彦です。
今回のコラムは僕が影響を受けたスケーターについて話していこうと思います。
最近は、WEBで色々なビデオパートが見れる時代になりました。今思うと僕が小中学生の頃は、ひたすらDVDをゲットして映像を見ていた記憶があります。誕生日プレゼントだったり、何か達成した時に買ってもらったり、ローカルの先輩から焼いてもらったりとスケートビデオは特別なものでもありました。

目が擦り切れるほど見た中で、強烈な印象を受けたのがこの6つ。

ZERO “NEW BLOOD”
ZERO ”Strange World”
LAKAI ”Fully Flared”
Almost “Round Three”
DVS “Skate More”
Transworld “A Time to Shine”

その中でも1番好きなビデオは、”A Time to Shine”です。
このビデオは、Chad Tim Tim, Chris Roberts, Cooper Wilt, Dylan Rieder, Jereme Rogers, Mikey Taylor, Paul Rodriguez, Ronson Lambert etc..
といったスケートボードの神様と言っても過言ではないメンバーのパートがあるビデオです。Transworldのビデオは、その時期の注目度の高いスケーターが出演します。このビデオの中のカオスパートも本当に好きですが、1番好きなパートは”Ronson Lambert”です。曲は、Brailleの”Keep On”。まず曲がかっこよすぎてテンションがブチ上がります。自分も2020年の年末にリリースしたChuulip skateboardsのフルレングス”POLLINATION”のパートに同じアルバムの曲を使っちゃうほどに好きです。
まずオープニングのオフショットと曲の雰囲気、そしてRonsonの服のダボっとした感じと気怠いスケートスタイルがなんとも言えません。トリックチョイスは独特で、テクニカルかつ、鬼流しのシンプルなトリックもカッコ良すぎます。ステアをプレッシャーバックサイドフリップで飛んだりするカットを入れたりと遊び心もあります。また、肩が下がっていてのっぺりとした滑り、そしてちょっとスケッチーな感じがたまりません。
10代の頃に見ていたパートを今見返すと、感じ方がまた違います。
つい最近まで、回しイン回しアウト、でかいステア、でかいハンドレールとか王道のやばいスケートボードに憧れていました。もちろん、今も憧れていますが。しかし、僕がRonsonの滑りから感じたのは、トリックチョイスやスポット、服装、曲のチョイス、その人自身のもつ癖などからなる、これはこの人だとわかるようなスケートボードの見せ方があるということです。10代の頃はこのbボーイスケーターカッコいいとしか思ってなかったところもありますが、10代の頃に鬼ハマりした理由が自分でやっとわかりました。
その理由がわかった瞬間から、自分のスタイルを模索する上で、Ronsonの滑りに大きな影響を受けています。もちろんこれからもスキルを伸ばしていくことは前提です。その中で、なにが自分らしさなのか、何が自分のスケートなのかを考えて、模索しながらその答えを映像や写真で残していきたいです。Ronsonのように、時間が経ってもスケートボードがもっと面白く感じるような、誰かの中の”癖”になるスケーターになるのが夢です。

 

飯田幹彦(いいだもとひこ)プロフィール
神奈川県厚木市在住
1996年10月15日生まれ 24歳
神奈川を中心に活動している。
“Chuulip skateboards”の一員としても撮影に取り組み、日々精進中。

 

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