はじめまして。
スケートボードをしている飯田幹彦です。
普段から一緒に滑っている森中一誠君から引き継いで、コラムを書かせていただきます。
これから全4回、宜しくお願いします!
僕のことを知らない人がほとんどだと思うので、少し自己紹介をしていこうと思います。
•1996年10月15日生まれ 24歳
•神奈川県厚木市育ち、在住
•スケート歴13年
軽く自己紹介はこんな感じです。
そんなわけで、生まれも育ちも厚木で、現在も厚木に住んでいます。
僕がスケートボードにどっぷりハマった場所が家からプッシュで15分くらいのところにあるぼうさいの丘スケートパークです。
僕が10歳の時にサンタからのプレゼントで、スケートボードが起きたら枕元に置いてあったわけです。
最初は弟と近所のフラットがある何にもない公園で軽く乗っていた程度でした。
そんなある日、父が近所にスケートパークがあるから連れて行ってくれました。最初は、思っていたよりパークの中に、想像もしていなかったトリックをするお兄さんがたくさんいて、パークの中に入るのも躊躇するくらいでした。
しかし、通い詰めてたある日。パークの外からデッキを握りしめ見ていたら、強めのパーマがかかった背の高いお兄さんが話しかけてくれたのです。
「スケボーしようよ!おいでよ!!!」
この一言で、初めてローカルのお兄さんたちとパークで会話してスケボーすることができました。この時はとにかく嬉しくて、さらにスケートボードが好きになりました。今でも鮮明に覚えています。未だにその人が誰なのかは分かりませんが、僕が今も滑り続けているきっかけを作ってくれたキーパーソンです。
そこから毎日パークに通って、いろんなローカルのお兄さんたちと滑るようになってきました。
そんな中で、ローカルみんなでストリートに行こうということになり、人生初のストリートに10人くらいの大人数で行くことになりました。車二台に分かれて、某有名スポットエリアに向かいながら、車内では小学生の自分にはどぎつい下ネタの話や女の話でたくさん(笑)そんな話もいい勉強になりつつ、そんなかんやでスポットに到着しました。
側溝の鉄板を飛び出しバンクにできるスポットに行き、その時覚えたてだったキックフリップをひたすら攻めてメイクしました。そこでカメラを持ってきていた高島くんにシークエンスで写真を撮ってもらいました。その写真は今でも部屋に飾っているし、今見ても感慨深いものがあります。パークとは違って横には人と車が行き交い、キックアウトも食らい警察に切符をきられたりと大人スケーターの仲間になれた気がしました。そんな中で唯一のチビだったわけで、みんな僕のことを庇ってくれたりスポットでできるだけ滑れるように暖かく守ってくれていた気がします。大人になった今、ストリートで滑るのに全て自己責任です。今思うと、厚木のローカルの大人たちからの愛を感じます。
そんな自分が小学生の頃ひたすら滑っていたローカルの人たちは、今や20代から40近いおじさんになっています。自分も酒を飲めるようになったのでたまに酒も飲みにいきます。僕がチビだったときの話だったりをつまみにして飲む酒はうまくて仕方がないです^^
厚木のアニキたちとの思い出話はここまでにして、、笑
そんな僕も今24歳になりました。最近、スケートボードを始める人たちも多くなってきたと感じることが多いです。パークも増えてきているし、ストリートでもスケートボードをしている人をよく見かけます。先ほど話した厚木のアニキたちには、スケートボードの楽しさを教えてもらった反面、人として、スケーターとして大事なことも教えてもらいました。ゴミをゴミ箱にちゃんと捨てる、挨拶をしっかりするなどの自分たちが滑るための場所を守る最低限のことをしっかりやるのがかっこいいと教えてくれました。そんなスケートボードをはじめたての人たちに、僕も同じように、スケートボードという最高なものを好きになってもらえるようなきっかけを作っていけたらなと思っていたりもします。
飯田幹彦(いいだもとひこ)プロフィール
神奈川県厚木市在住
1996年10月15日生まれ 24歳
神奈川を中心に活動している。
“Chuulip skateboards”の一員としても撮影に取り組み、日々精進中。