ライフセービングから始まった僕の海生活ですが、仕事として安全について学ぶことができ、そこから海遊びを知り、楽しさを見つけ、またそれが新しい仕事へと繋がってきています。
僕にとって海はチャレンジの連続で、チャレンジそのものが仕事だと思っています。
そして新たなチャレンジ(海)は子育てへと進んでいます。
息子はいま1歳9ヶ月になり、すくすく成長してくれています。
家が海の目の前なので、普段の当たり前のお散歩や公園がビーチや海になっています。
0歳の時から一緒にSUPで海をお散歩してましたが、この夏は歩けるようにもなってさらに海に入る時間も増えました。
一緒に波乗りもしたり、家族みんなで笑って遊ぶ海時間を過ごしています。
子育ての中で、自然と触れ合うことは大切にしてあげたいと思っています。
今まで海と通じてきて、毎年海や川、プールといった水辺での悲しい事故をよく目にし耳にしましたが、どうやったら事故をなくせるか、と同時に、どうやったら共存できるか、を考えてる中で、人と人とのコミュニケーションと同じように、相手(自然)を知ることは常に大切で、続けないといけないと考えるようになりました。
息子には、出来るだけ自然遊びの中でチャレンジすることも、成功することも、そして辛いことや苦しいことも乗り越えられる楽しさを見つけて、自分の身を守る術と共に折れない心も学んでいってほしいと思っています。
「Enjoy a Challenge」
僕自身が息子が生まれた年のM2Oにチャレンジした時に作ったキャップに刻んだ文字です。
僕には大き過ぎるチャレンジでしたが、自分に対して真剣に挑戦してきた時間を目一杯楽しみました。誰かではなく、自分自身の中にある想いに向かって挑戦する「 Enjoy a Challenge」を大切にしたいと思っていますし、そんな姿を息子や家族へ見せていきたいと思っています。
僕のチャレンジはまだまだ続きます。
全4回にわたりご愛読頂きました皆さま、ありがとうございました。
兵後有亮
兵後 有亮(Yusuke Hyogo)プロフィール
1987年1月13日 三重県出身
沖縄在住
所有資格:
日本ライフセービング協会サーフインストラクター
日本赤十字社水上安全法指導員(沖縄県支部所属)
学生時代に沖縄の海とライフセービングと出会い、
2007年沖縄移住。
ライフガードとして約10年県内外で活動する中でライフセービング競技に取り組むようになり、
2013年よりSUPを始める。
2018年、世界で1番過酷なレースMolokai to Oahu Paddleboard World Championship に出場。
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株式会社キープブルー(タイガービーチ リゾートクラブ)
株式会社オンズカンパニー(NSP JAPAN)
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