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コラム

芳田純平『第4回 A.C.T.(ACTION CHANGE THINGS)』

2019/07/17 tag: 芳田純平

遂に第4回(最終回)!!
前回の第3回はオリンピックチャンネルの話や某大手メディア取材の話。
第1回、2回はOSAKA DAGGERSの成立ち。

まだ読んでない人は是非123回も読んでみて下さい。

では第4回スタート

Yoshida Junpei photo

今回は自分が運営しているブランドの話、アーティストとして作品などの話をしていきたいと思います。

スケートボードが自分の人生に大きな影響を与えた事は間違いないと思います。
自分が中学3年の時に出会ったスケートボードは間違いなく自分の人生に無くてはならない物になっていったのです。
これは主観になってしまうのかもしれませんが、スポーツというジャンルに分けるなら、
どんなスポーツよりもストリートカルチャーに近く、音楽、ファッション、アート、グラフィティー等に
最も近いスポーツなのかもしれません。
自分自身そんなに多くのスポーツを体験してきたわけではないが何故かそう思うのです。
自分でブランドを立ち上げたのもやはりスケートボードがあったからではないのかなと。

元々モノづくりが好きで小さい頃から色んな物を作ってきました。
「説明書を見て作る」だけの物ではなく、自分で想像し自分で作りあげる物作りが好きだったんだなと思います。
ただ、自分で作る創造物は周りからあまり理解されず、大人ですら(大人だから?)理解できない人が沢山いました。
幼少の頃はその行為は間違いなのかと思った時期もあり、子供ながらにそういう一面を出さないようにしていました。

そういう行動、行為が間違いではなかったと思わせたのもスケートボードとの出会いがあったからだと思います。
自分が「ACT」というブランドを立ち上げたのも自由な発想の多いスケーター文化がそうさせたのだと。

Yoshida Junpei photo
ACTのブランドロゴ
自身でも気に入っているACTのデザイン

Yoshida Junpei photo
ACTのブランドロゴ
Yoshida Junpei photo
自身でも気に入っているACTのデザイン

「Be yourself,doesn't matter what people say. It's time for action」
「人の言う事なんか気にせず自分らしく、さあ行動する時が来た。」

元々はスケーターの為にカッコよくて機能性の優れた鞄が出来ないかと思い創りだしたのがきっかけでブランドを始めました。
今でもメインになるのは鞄ですが、Tシャツなどのプリント物からベルト、帽子、財布、リストバンド等々の
アイテムを展開しています。メッセージを載せた物も多く、上記記載のTシャツ等がその例になります。

ブランドを始めた頃からアートとしての鞄も創ってきました。

Yoshida Junpei photo
左:スケートボードの廃材、軍物ブランケット等を使い創られた作品
右:雨の多いイギリスでは定番の撥水性のあるワックスジャケットを解体して、壊れている部分以外全ての素材を使った作品。

Yoshida Junpei photo
スケートボードの廃材、軍物ブランケット等を使い創られた作品
Yoshida Junpei photo
雨の多いイギリスでは定番の撥水性のあるワックスジャケットを解体して、壊れている部分以外全ての素材を使った作品。

幼少期に自分の表現は間違いなのかと思っていた自分が、
再び自分の表現を出来る場所を作れたのも、やはりスケーターが作った文化の影響が大きいのではないか。
今アーティスト活動、ブランド運営を通してそう思います。
勿論そこには「行動」という重要な行為は必要だったのですが。

スケートボードは人との出会いも大きな物を与えてくれました。勿論全ての人がスケーターと言うわけではないが。
今回このコラムを書くチャンスをくれた友人の大柴祐介氏、
今では仕事やスケボー友達であるチョッパー氏、メガネ氏
OSAKA DAGGERSのメンバー、スケーターの友人、音楽関係、アーティストの友人
地方に遊びに行くと一緒にスケボーしてくれる友達、それは海外にまで及びます。
言い出すと限がないくらいの人々との出会いがあります。
自身海外で生活していた時期があるのですが、
スケーターは殆ど派閥が無く、どの国に行ってもスケーターに合えばセッションが始まり仲良くなれる。
必要な物はスケートボード一つ。世界共通のコミュニケーションツールなのかもしれません。

3月に東京に行った時のセッション動画。

そして次回からはOLEDICKFOGGYのフロントマン伊藤氏にコラムをお願いしています。
自分も伊藤氏のコラムを読めるのが今から楽しみです。

この動画は伊藤氏が運営する「TRASH BREEDS TRASH」と
自分の運営する「ACT」がコラボアイテムをリリースした時動画です。
ほぼギャグ動画ですが。(笑)

この4回のコラムを通してスケートボードが何なのかを少しでも皆さんに伝われば良いなと思います。
4回全部読んでくれた人、1回でも読んでくれた人、全てに人に感謝です。ありがとうございました。
あ!!そうそう、前回の終わりに
「今後さらなる飛躍を期待するかの如く海外から次の取材も来ているみたいです。」
と掲載しましたがその取材がなんと!あの「National Geographic」からでした。
今から動画の出来上がりが楽しみでしょうがない!!

それではまたどこかで!!

 

ジュンペイ(芳田 純平)プロフィール
大阪在住
OSAKA DAGGERS HEADSHOP WHATEVER-SHOP勤務
「ACT」と言う名義で鞄アーティストしながら、鞄をメインにしたアパレルブランドを展開
「OSAKA DAGGERS」のグラフィック、プロダクツデザインもする。
Instagram:@actws

 

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