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COLUMN |
SURF COLUMN 2015/5/20 |
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『サーフショップ』
サーフショップに所属している。
または行きつけのサーフショップで道具を揃えるサーファーがどれだけいるのでしょうか!?
昔に比べて世の中は便利になり、サーフショップに行かなくてもインターネットから簡単に道具が手に入り、誰でも気軽にサーフィン出来るようになりました。
サーフィンに対する窓口が広がりサーフィン人口が増える事はとても良い事だとは思いますが・・・
僕がサーフィンを始めたころ、道具はサーフショップで購入するのが当たり前でした。
サーフショップへ行き、道具を揃える。
知識が豊富なサーフショップではサーフボードやウェットスーツ、様々なギア選びをするうえで自分が求めるものにあったものを選んでくれました。
その中でショップの方とのコミュニケーションを自然にとるようになりました。
サーフショップは道具を揃える為だけの物ではなく、サーファーをつなぐコミュニケーションの場でもあり、多くのサーファーと直接知り合う事ができる場所。
経験や知識が豊富なショップの方やチーム員、ショップライダーの方と知り合い、サーフィンに対しての知識を教えてもらったり、一緒にサーフィンする事で沢山の刺激をうける事ができ、自分のサーフィンのレベルも格段にあがりました。
一番初めに書いたコラムでも話しましたが僕もサーフィンを始めてから3年くらいは同じレベルの仲間とだけサーフィンしていたので、早くその環境を作れていれば・・・・もっと上達の速度が速くなっていたと思うと凄く後悔しています。
しかし、サーフショップを通じて得た多くの経験や出会い、それらが無ければプロサーファーにはなれなかったと思います。
今では地元でサーフショップを開き、これまでとは逆にサーフショップ側の人間として多くのサーファーと接するようになりました。
そして、多くのサーファーと触れ合う中で凄く感じている事があります。
サーフショップに所属した事のないサーファーのほうが基本的な知識を知らない方が多いような気がします。
技術をはじめサーフィンをするうえで基本的な事を誰からも教わることなくサーフィンし続けている方が沢山いるように思います。
僕のお店で始めてスクールを受けてくれるお客様の中にも、たとえキャリアが長くても我流でやってきたサーファーの方ほど基本的な動作から教えることが多いのが事実です。
サーファーにとっての命でもあるサーフボードについても言えます。
サーフボードのサイズは乗り手の身長や体重だけではなくレベルにも関係しています。技術が伴わなければテイクオフに支障がでたりライディングに影響が出てしまいます。
数多くあるモデルは様々な個性があり性能がそれぞれ異なります。
乗り手のスタイルや乗り方や癖も理解しそれらを考慮していなければ、そのサーフボードの性能を活かすことなく、かえって調子の悪いサーフボードとなってしまっている方も見受けられます。
サーフショップならお客様にあったサーフボードをしっかりと選んでくれるはずです。
人との関わりを嫌う方もいると思うし、サーフィンはレベルやスタイルなど関係なく自由にそして純粋に楽しむ事が一番だと思うので楽しくサーフィンができているのであればそれでも良いと思います。
ただ、もしこのコラムを読んで自分に当てはまると思う方。上手くなりたいと考え、現時点で伸び悩んでいるとすれば・・・・
サーフィンを楽しむ事の中にサーファーとしての多くの知識や技術の向上を求めているのであればサーフショップはあなたにとってとても重要な役割を果たしてくれると思います。
僕自身が経験して今までお世話になったサーフショップにはとても感謝しています。
今の自分があるのはそれらのサーフショップで多くの事を学べたからだと思います。
そんな経験を基に、これから僕が経営するグルーサーフを利用してくださる方へ満足する道具選びをお手伝いすると共にサーフィンを心から楽しみながらサーファーとして大きく成長してもらるサーフショップになるように心掛けていきたいと思います。
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