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surf columnSURF COLUMN 2015/4/1  

林 順和(ハヤシ ノリカズ)
千葉県匝瑳市出身(旧 野栄町) ホームブレイク 野栄エリア 野手浜~堀川浜
JPSA公認プロサーファー
2010年、地元である匝瑳市にGLUE SURF(グルーサーフ)をOPEN!
スポンサー:JS SURFBOARDS、SAVER CROSS、MEDICINE OPTICS、
CARVER SK8BOARDS、CREATURES OF LEISURE、SURF8
林 順和ブログ http://www.hayashinorikazu.jp/
GLUE SURF ホームページ http://www.glue-surf.com/
GLUE SURFのブログ http://ameblo.jp/gluesurf-nosaka/
1回目 2015/4/1 『はじめまして!』
2回目 2015/4/15 『ホームポイント』
3回目 2015/5/20 『サーフショップ』
4回目 2015/6/3 『自分にとってのサーフィン。』

『はじめまして!』

はじめまして!豊田さんからご紹介をいただきコラムを書かせていただく事になりました。
千葉北、匝瑳市出身の林 順和(ハヤシ ノリカズ)です。
先ずは僕の事を知らない方が多いと思いますので僕のサーフィン人生の経歴を紹介させていただきます。

海のそばに生れ海のそばで育ちました。
海が身近すぎて海で遊ぶことはほとんどなく小学校4年生から中学校3年生まで野球少年でした。
サーフィンに出会ったのは中学3年生の夏休みの終わりごろ。
一人の友達がサーフィンをしていて、その友達にやらせてもらったのがきっかけです。
一瞬スープで立てた程度で何もできなかったのに、
なんだかすごく楽しくて直ぐにサーフィンをやろうと思いました。
その時 貸してもらったサーフボードを価値もわからないまま破格の1500円で譲ってもらいました。
ボードを譲ってくれた友達と同じタイミングで始めた幼馴染と3人で一緒にサーフィンするようになりました。
家の近くの海は比較的空いていて自由にサーフィンできた。時間の許す限り海に入りました。
波が大きくて怖い経験もしたけど、良く耳にする「最初は辛い」なんてことはなく、
ただただ仲間とサーフィンしながら楽しさだけしかなかった。
高校時代の3年間は我流でひたすらサーフィンしていた。
地元の先輩サーファーは何人かいたけど他のエリアでサーフィンしている事が多く
自転車サーファーの僕らはほとんど自分達だけで地元の海でサーフィンしていた。
ポイントが空いている事以外の上手くなる為に必要な環境が何もなかった。
僕がサーフィンしていたエリアにはプロを目指す程のレベルのサーファーは一人もいなかった。
僕のサーフィンの先生はサーフィンのビデオと雑誌と時々海で見かけた上手いサーファー。
ただしビデオはかなりの本数を何度も何度も見ていた。
かかっている音楽でどんなライディングかイメージ出来るほど見ていた。

高校を卒業した19才の時、始めて自分達でサーフショップに通うようになって、
サーフショップの店長やスタッフ、チーム員の方達とサーフィンするようになってから
沢山の刺激と知識をもらいました。
そして訪れた自分のサーフィン人生の1度目の転機。
プロを目指すショップライダーの先輩に憧れ、自分もその道を進む決意をしました。
NSAの級検定を受け始めて半年間で4級から2級まで取得。
始めて大会にも出場し、なんとAクラスで優勝できました。
続けて出場した大会もインターフェアーしたもののオープンクラスで準優勝。
直ぐにショップライダーにもしていただき最高の年になった。
試合経験が2試合だけで翌年からスペシャルクラスにチャレンジした。
さすがにトップはプロレベルのサーファー達・・・・・
コテンパンにされて2年くらい全く勝てずに苦しみました。
メンタルトレーニングによりローカルコンテストのスペシャルクラスで勝てるようになりましたが
NSAやJPSAプロトライアルでは結果が出せずに数年がたった。

そして2度目の転機。今までお世話になったショップから移籍する決断をしました。
サーフボードのスポンサーも変わり、サーフボードに対する知識も向上しました。
新たに教えられる事が沢山あり、これまでの自分の考え方では甘かった事が身にしみてわかりました。
技術だけでなくハングリーさが増しました。
そして、すぐに結果が出始めました!
新たな環境が自分を押し上げてくれたのです。
28才までかかってしまいましたが、
サーフィンの技術とメンタルが充実し、
自信が持てた時に念願だったプロサーファーになる事ができました。
今でも出場できるコンテストがあれば積極的に参加しています。
プロの試合で勝ち上がる事は大変ですがコンテストを楽しめています。
そして現在は地元にサーフショップをオープンし、
これまでと変わらず純粋にサーフィンを楽しみながら自分が育ったエリアを盛り上げ、
沢山のサーファーを育てる事ができればと思って活動しています。










surf column林 順和(ハヤシ ノリカズ)
1回目 2015/4/1 『はじめまして!』
2回目 2015/4/15 『ホームポイント』
3回目 2015/5/20 『サーフショップ』
4回目 2015/6/3 『自分にとってのサーフィン。』
 
 
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