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COLUMN |
SURF COLUMN 2014/2/12 |
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『What's bodyboarding?』
昨年11月の事だった。
福井県の中学校で教壇に立つ機会があった。
元気で活発な子達が多い二年生のクラスを受け持つ事になった。
そこでボディーボード知ってるかを聞いたところ、
30人ほどの生徒の中で1人も知ってる子がいなかった。
つぎにサーフィンを知っているか聞いた。
すると3人の生徒が手をあげた。
日本海ではあるが、海までは車で15分もあれば行ける地域に住んでいるにも関わらず、
波乗りを知らない生徒がほとんどだった事に驚いた。
インターネットが普及し、今の世の中は情報が溢れかえっているが、
自ら情報を得ようとしなければ、ボディーボードやサーフィンに出会うことはないのだろう。
そんなことなので、このページに出会う方も少ないかもしれないが、
是非ボディーボードの事を知って欲しいという思いもあり、
ボディーボードとは何か?!
日本でしかボディーボードをみた事がない方に向けて、ボディーボードの本質を紹介したい。
起源は1970年始めの事、
ハワイではショアブレイクだがホローなチューブの波がそこらじゅうに余っていた。
その余ったチューブにどうにか乗れないだろうか?と開発されたのがボディーボードだ。
開発したのはトム モーレー氏。
そういえば、最近流行っているフィンレスのスタンドアップボードBEATERを作ったのも彼らしい。
100センチ前後の短いボードでプローンスタイル(腹這い)になり、
スイムフィンを履いてキッキングし、
立つ動作を省く事でテイクオフが速くなりショアブレイクのように、
急激に掘れあがる波にも楽に乗れるようになった。
プローンスタイルは水面に顔が近いので、スピード感が半端じゃなくスリリングだ。
ボディーボードの醍醐味は何と言ってもチューブライド。
メイク出来ようが出来まいが関係ない。
フルスピードでダウンザラインから、ねじ込むようにターンし波に包まれる。
その空間は自然が創り出した贅沢なスペース。
出口に見える景色は自分だけにしか見る事のできない絶景だ。
ボディーボードをやった事のない方も、少しは興味を持って頂けただろうか?
この記事を読んで頂けた方には、
是非スリリングでエキサイティングなボディーボードを一度やってもらえたらと思う。
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