|
|
COLUMN |
SURF COLUMN 2010/12/1 |
|
『Surf&Music』
僕の波乗りと音楽の話です。
僕自身、音楽に詳しい訳ではないが
サーフィンを始める以前から音楽は常に身近にあり、
今も音楽と出会い続けてる。
小さい頃、両親の聞く「演歌」を好きでも嫌いでもない状況で聞いていた、
特に「ぴんから兄弟」の「女のみち」は何回聞いただろう(笑)
若い人は知らないだろうが、
今ではソフトバンクのCMでお父さんに「おまえじゃない!」と言われてる人がその一人です。
父はクラシックギターを毎日のように弾いていたが僕はギターには全く興味がなかった。
小学校の音楽の成績は2か3をキープしていた、数学も同じ様なものだった(笑)
音楽に自分から興味を持ち出したのは小学生中学年位からだろうか?
「山口百恵」や「ピンクレディー」をこよなく愛した。
中学時代はアイドルブームの到来で音楽と言うよりもビジュアル的な部分で音楽を聞いていた気がする。
80年代の半ば、「ベスト ヒット USA」や「MTV」を見て洋楽にどっぷり浸かる、
ジャンルは関係なく聞きまくっていた、
勿論、英語の歌詞の意味も分からず。
高校に入り音楽好きな仲間と出会い、
当時まだほとんどの若者の間では知られていないジャンル「レゲエ」を聞かされた、
初めて聞く音に、
「なんて変テコなリズムなんだ?」と正直あまり好きになれなかった。
当時、湘南界隈のカッコいいサーファーが聞いてるだとか?で
サーファーに憧れていた僕は「カッコイイ音楽だろ!」と自慢する為に聞いていた、
そのうち聞けば聞く程「レゲエ」の世界観に引き込まれた、
今ではサーファーはもちろん、広い一般層にも深く浸透している。
その後は、サーファーはディスコでモテモテと聞き、
ディスコに通うが、
まだサーフィンを始めていなかったので色白の僕はモテなかった。
「本格的にサーフィン(日焼け)をしてディスコに行かないとカッコ悪い!」そう思い、
僕の本当のサーフィンライフは始まった。
どうやら、憧れていたのは陸サーファーで、本物のサーファーと勘違いしていたらしい。
それからと言うもの、サーフィンにのめり込んだが為に
土曜の夜は早く寝て、朝一で海に行かなきゃいけないので結局ディスコ通いは出来なくなった。(笑)
その頃に聞いたレゲエやディスコミュージックは今の僕の体のリズム感を作り出した音とも言えるだろう。
生きていく中でいろんな音楽と出会い、そのたびに共感する。
何かを行う上で「イメージ」を刷り込むのにとても重宝するのが音楽ではないだろうか?
ASP宮崎プロでトムカレンがクローズのビーチでひたすらゲッティングするが
沖に出れなかった時に使われたBGM、タイトルは忘れたけど、
いまだにサイズがありゲットがハードなときはその曲が頭の中で鳴ってたり(笑)
好きなサーファーのライディング中に使われている曲を聞くと
そのライディングを思い出したり、そのときの光景が蘇るんですよね。
楽しい思い出も、辛い思い出にも音は付いてくる。
最近、「海の中でも手軽に音楽が聴けたらいいのに?」とよく思う。
大会中はほとんどの大会で音楽とDJはつきものだけど、練習中は自分の呼吸音との戦いだ。
近い将来、サーフボードに薄型スピーカーを貼付けて、音楽を聴いたり、
海に中で携帯電話を話したりする事が当たり前になるのかもしれない。
最近ではJack JohnsonやMishka等に代表される
「SURF ROCK」と呼ばれる新ジャンルがクローズアップされたり、
日本でも「Keison」や「東田トモヒロ」と言った
サーファーが生み出す音楽が心地よいと感じるようになった。
サーフィンを初めて数年してから、僕もギターに興味を持った、
父の影響もあったのか
サーフィン同様、いくら練習しても上達しない、
そんな所がまた面白い、こんな面白い事に出会えてる僕らは幸せだ。
これからもいろんな波に出会い、いろんな音楽に触れていきたい 可能な限り....。
Happy surfing & Good music♪
※今回で最後のコラムとなりました、
経験が浅く文章力の無いこのコラムを最後迄読んで頂き誠にありがとうございました。
|
|
|
|
|
Copy right © INTERSTYLE Co.,Ltd All Rights Reserved. |
|