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 COLUMN
surf columnSURF COLUMN 2010/10/20  
中田 嘉直(ナカタ ヨシナオ)
1967年1月19日生まれ 鹿児島県鹿児島市出身
17歳の時「サーファー」に憧れ 18歳でサーフィンを始め 現在に至る。
鹿児島市内にてサーフショップWater man surf&sportsを営んでます。
NSA鹿児島支部長  http://nsa-kagoshima.com/
オール九州サーフユニオン理事  http://surfunion.jp/
1回目 2010/10/20 『Power of Kyushu』
2回目 2010/11/4 『Country』
3回目 2010/11/17 『至福の時』
4回目 2010/12/1 『Surf&Music』

『Power of Kyushu』

私がサーフィンを始めた80年代のはじめ
やはり日本でサーフィンと言えば湘南や千葉と言った今もメジャーな場所は
サーフマガジンを食い入るように見ていた
あの頃の僕らにとっての憧れだった。
当時、雑誌で見た事のあるプロサーファーを一目見たくて
九州での取材の情報を聞きつけては車を走らせた
北部九州でも宮崎でも....。
1990年宮崎 木崎浜で行われたISAアマチュア世界選手権が開催された時は
一日中、世界のアマチュアの大会を観戦した。
確かケリースレーターがまだ18才の頃で一緒に肩を組んで写真を撮らせてもらった(今も大事な宝物)
翌年から同じく宮崎 木崎浜で世界最高峰ASPドリームツアーWCT宮崎プロが開催された。
会場はもう夢の様な世界だった。
トムカレン、マーティンポッター、トムキャロル、バートンリンチなどなど
いまだにその時の光景は鮮明に覚えている。
興奮して眠れないくらいだった。
今考えると宮崎を中心に九州のサーフィン界も中央に負けないくらい
熱いハートを持った九州人が多いんだな。
九州は鹿児島に生まれ育った私にとって
歴史を継承しつつ新しい事にチャレンジする
この九州人気質が大好きだ。
だから僕らもこの気質を継承したい。
昨年、宮崎県は「口蹄疫問題」で計り知れないダメージを負った東国原知事を始め
宮崎県全体の畜産の方々は大変なご苦労をされたと思います。
サーファーが何か出来る事はないか?と、
洗浄に必要なバスタオルを送る情報を全国の知り合いに投げかけたり
義援金を集めたりと、出来る限りの協力はしました。
全国の多くの方々が協力して下さいました。
そんな宮崎も徐々にではありますが明るい兆しが見えて来てはいますが、
まだまだ現状は厳しい状況が続いてます。
そこで、僕らが出来る最大の「宮崎復興支援」として2011年開催予定しております
ASP(Professionals Surfing Association) WT(World Tour) WT(WCT)の開催に向け
熱九い州人が一丸となって活動しております。
「The Word cup of Surfing in KYUSHU 2011」サーフィンのワールドカップを九州に!!実現させる会
のキャッチフレーズで日々活動しております。   
宮崎県知事の東国原知事にも実現に向け多大なご協力を戴いております。
しかしながら、大会にかかる費用は莫大な為、
この不景気の日本には救世主が見つかっていないのが現実です。
WT開催に必要な60%の開催費は準備出来てるだけに残りの40%が足りていない現実が悔やまれる所です。
僕らがちょうど20年前に体験した世界のトッププロを目の前にして興奮した
あの感動を、今の若い人たちにも味わって欲しいと切に願います。
だって、目の前にケーリーやミックにタジにパーコ、ジョディー....が目の前で見れたら
興奮しないサーファーはいないと思うから
世界最高峰のサーフィンの熱狂と感動を再び、九州宮崎で実現させたい
何とか実現させてあげたいし実現したいから.....。
このメッセージを見ているメーカー様やビッグカンパニー代表の方
どうかこの熱い九州で開催されるWT(WCT)ワールドツアーの実現の可能性の扉を開けて下さい。


surf column中田 嘉直(ナカタ ヨシナオ)
1回目 2010/10/20 『Power of Kyushu』
2回目 2010/11/4 『Country』
3回目 2010/11/17 『至福の時』
4回目 2010/12/1 『Surf&Music』
 
 
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