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 COLUMN

skate columnSNOW COLUMN 2012/8/1

 

コジロー(小島敬雄)
1979年6月15日生まれ 二児のパパ
2001年よりプロスノーボーダーとして活動し、旅にでる
国内外をキャンピングカーやテント、古民家を駆使し、いろいろな山を体験
高井富士パークプロデューサー、神奈川大学スノーボード部コーチなどを経験
クールなスノーボードショップ・SPINYを憧れのオーナーより譲り受け旅の途中
1回目 2012/6/20 『プロショップ』
2回目 2012/7/4 『環境』
3回目 2012/7/18 『コンペティション』
4回目 2012/8/1 『出会い』

『出会い』


どんな人と出会えるか
どんな環境と出会えるか
出会ってから、どんな体験、経験をしていくか
それによって、ライフワーク、趣味、仕事、人生が大きく変化していくもの
僕は横浜で生まれ、育ち、
スノーボードに出会っていなければ、
こんなに素敵な雪国や山には出会えなかったかと思う。
ましてや長期間海外の山へスノーボードしに行くこともなかったでしょう。
スノーボードをしていなかったら、妻や家族とも出会えていないのかな。
自然に触れ合えることのありがたさも感じ方も、出会えてよかったと思う。

スノーボーダーとしても、
新しい環境、出会ったライダーによって成長していくことが多かったと思う。
もちろん、トリックの練習や、イメージトレーニングも必須ですが、
パークやパイプの人工アイテムで上を目指すライダーなら、
アイテムとライダー、メディアの環境が整っているゲレンデへ行くのと、行かないのでは
かなりの差がでてくる。
ナチュラル・ライディングの経験を積むには、
常に新しいガイド、ライダー、山と出会うことが必須だし、
出会った人たちとの信頼関係をどれくらい築けるかで
今後アタックできるポイントも変わってくる。
出会った人達と仲間と呼び合えるまでになることが多ければ多いほど、
スノーボードのフィールドも楽しみ方も広がっていく。
僕もハーフパイプの練習しかしていない時期に、
「パイプやパークは、山を思い通りに滑れるようにするための練習だ」と
カナダで出会った同い年のライダーに言われ、
そいつの山でのライディングを見たときの衝撃!!
信じられないスピードで、
考えもしないところを滑り、
あり得ないところを飛んでいく姿をみてしまってから、
もっとスノーボードを上手くなりたい、
もっといろいろなところを滑りたいとスノーボードの目標、楽しみ方が広がった。
おかげでどんどん、より良い環境と出会え、体験でき、今もまだまだ滑りたい場所がたくさんある。

目的、目標があることはいいことですね。
楽しいですね。

最近ではfacebookやtwitterでおもしろい考え方をする人と出会ったり、
昔の仲間との再会が簡単にできるようになりました。
広く交流もとれて便利な世の中ですね~
パソコンやスマートフォンでいろいろな調べ物もできるし、
行きたい場所の情報もある程度は収集できるので、
行きたいところがどんどん増えていく。。。
せっかくの情報や交流も体験してこそ意味があるので、
パソコンは効率良く活用して、より多くの人に出会い、より多くの旅にでよう!
神奈川に住む僕達はスノーボードができるところに行くには、旅していかないといけない。
その旅自体を楽しみ、経験していくことでさらに良い旅を続けていける。
真夏の熱帯夜にスノートリップの計画に付き合ってくれる仲間に感謝し、
体のメンテナンスをしながら体力をつけて冬を待つ
雪山には行けないけど、夏もいいもんですね!
スノーボードはまだ歴史の浅い遊びでありカルチャーのあるスポーツ
雪山でも60歳のテレマークスキーヤーの先輩達にはあうけど、
まだ60歳のスノーボーダーには出会えない。
たくさんの経験を積み、メンテナンスして60歳のスノーボーダーとして山にいれるように。
次はどんな楽しい環境に出会えるか、どんなおもしろい人と出会えるか、楽しみにしていきます。

snow columnコジロー(小島敬雄)
1回目 2012/6/20 『プロショップ』
2回目 2012/7/4 『環境』
3回目 2012/7/18 『コンペティション』
4回目 2012/8/1 『出会い』
 
 
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