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 COLUMN

skate columnSNOW COLUMN 2012/7/4

 

コジロー(小島敬雄)
1979年6月15日生まれ 二児のパパ
2001年よりプロスノーボーダーとして活動し、旅にでる
国内外をキャンピングカーやテント、古民家を駆使し、いろいろな山を体験
高井富士パークプロデューサー、神奈川大学スノーボード部コーチなどを経験
クールなスノーボードショップ・SPINYを憧れのオーナーより譲り受け旅の途中
1回目 2012/6/20 『プロショップ』
2回目 2012/7/4 『環境』
3回目 2012/7/18 『コンペティション』
4回目 2012/8/1 『出会い』

『環境』


梅雨の合間に八王子プラネットパークでスケート~からの~
長野県・小布施キングスでスノーボードを楽しんできました。

最近、環境の変化が激しいですね。

スケートパークも少しづつ増えてきて、キッズも増え、そしてとても上手い。

一年中スノーボードを楽しめる施設も増えてきて、
特に盛り上がってきている施設が
KINGS&BAG JUMPの人工ブラシのアプローチ(助走)を滑り、エアーマットの着地へダイブする施設。



これまたキッズもいるし、
プロライダーも通い練習していてとても上手い。

今までも限界をプッシュするライダーが、
誰も想像もしていない新しいトリックやラインを繰り出し、
新しい環境を創りだしレベルアップを繰り返していたけど、
その環境の変化も年々早くなってきています。

世界中のプッシュしているライダーの動画をインターネットですぐに見れて、イメージできる環境。

イメージできるものはトライしやすい&練習できる場所が増えてきているから、
どんどんレベルアップしていくサイクルが早い。

新しいフィールドへチャレンジすることも簡単にできるようになってきている。

バックカントリーやサイドカントリーへアクセスするための準備や情報が得やすい環境

一昔前では、考えられなかったくらいスノーボードをする環境が良くなっていると思う。

ただ、本当にいい環境に行くには、行動することが大切

パソコンの前で情報だけ集めていても、
毎日やばいトリックの動画を見ているだけでも良い環境には行けない。

行動して、体験して、そして仲間を見つけること

結局、いい環境にはいい仲間がいないとはじまらない。

仲間がいれば、もっともっと楽しめて、
楽しんでいると上達するし、また仲間が増える。

最高のライフスタイル!



自然の中で遊ばせてもらっていることに感謝!


昨年は日本の環境が激しく変化した年でしたね。

まだ変化は続いていくでしょうが。

その変化に対応するために、関心を持ち続けなければいけないと思います。

僕も大会や、良い雪を求めて遊びに行っていた福島県。

縁あって福島原発の近くの保育園の副園長先生と出会いました。

原発の影響で外で遊ぶことすらリスクのあるこども達。

2011年8月に長野県山ノ内町、X-JAM高井富士スキー場のご協力で開催した、イーハーProject。

外で遊べないこども達を、思いっきり外で遊べる環境へご招待するイベント。



長野近郊の仲間のプロスノーボーダー達にも協力してもらい、こども達と3日間、おもいっきり遊びました。

お父さん、お母さん達ともいろいろなお話を聞かせてもらいました。

8月なのにまったく日焼けしていない元気なこども達 。

どれほどのストレスがあることなのか。

いまも変わらない環境に大人として不甲斐なさを感じられずにはいられません。

少しづつでも、見つづけること。

見て見ぬふり、無関心でいることはもうできない環境

7月は七夕祭り

七夕の願いとともに福島のこども達に届くよう 給食支援のお願いです。



あまり会えないけど、遠くにいるけど いつも忘れずにいたい活力です。

このコラムを読んでくれた方々も、ぜひ見続けてください。

福島県南相馬市よつば保育園 ヨシユキ副園長のブログ http://yotsuba-ho.seesaa.net/



snow columnコジロー(小島敬雄)
1回目 2012/6/20 『プロショップ』
2回目 2012/7/4 『環境』
3回目 2012/7/18 『コンペティション』
4回目 2012/8/1 『出会い』
 
 
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