COLUMN
SNOW COLUMN
2012/6
/6
伊藤潤一
神奈川県藤沢市出身、1977年11月16日生まれ
かな~りおおらか、どんぶり勘定的O型の34歳。
19歳でグーフィーとスイッチの違いも分からないまま、
とりあえずギアを揃えて長野県高井富士スキー場に篭ったのがスタート。
日本,海外と山篭り生活を続け、686ライダーとして活動後、今の勤務先
BlueAchive,Inc.
へ
セールス兼
686
JAPAN TEAM MANAGERとして入社。
スノーボード、スケート、カヤックフィッシング、たま~~に波乗り。な感じで
ライダー達に負けず遊びまわっている1児のパパです。 得意技:Mr.プラス思考。
1回目
2012/4/4
『自分らしいチームマネージャーの位置』
2回目
2012/4/18
『楽しみ方の変化』
3回目
2012/5/16
『何度も何度も~QC~』
4回目
2012/6/6
『線を引く。』
『線を引く。』
釣りの話でもしたいのに~~と思っていたら、もう最終回。
なんだかんだで最後に選んだ話題は「ライダー」のお話。
この時期は、シーズンを終えライダー達が1年の報告をしに来るシーズン。
充実した内容で過ごせたライダー、怪我に泣いたライダーいろいろです。
ほとんどのライダーが満足しないで
もう少しカッコ良く、もう少し上に行ければと上を見て話し合いをします。
がむしゃらな時期はとにかく上だけを見て滑りますが、
ある程度の年齢や自分の体の状態により、考えるのがライダーとしての引き際の線引き。
他のプロスポーツのように
能力が下がればバッサリと解雇のようなものでは無い事が多いのが横ノリのライダーと言うもの。
もちろん積み重ねた技術や経験があってこそ大事ですが、
「人間性」だったり「その人が作ってきた歴史」もすごく大事で
ライダーとして存在することの要素のひとつ。
SNOWもSURFもSKATEもレジェンド達がいて、
その人のライディングはもちろんの事、
取材のコラム記事やファッション、思想には非常に興味をもち
いつまでも憧れの対象で存在し続けます。
いつまでもグルグルと回れるから、毎日滑っているだけでライダーって事でもありません。
どこからどこまでがライダー?
何が出来るからライダー??
いつまでライダーと呼ばれるの???
よく話題になる曖昧な境界線の話ですが・・・
たくさんのライダー達と話し合い、
あの時もっと引き留めておけば・・・や、
強く言い過ぎたな・・・なんて後悔なども多くあります。
ライダー達は思うようなライディングが出来ないシーズンが続いたり、
過ごしている中でスノーボードのウェイトが崩れ始めていると気付くと
今までの自信や今後の可能性が見えなくなったりします。
ライダーとしての引き際の線を引く。
この線はライダーだけで決めるのではなく、一緒に考えて線を探すのが理想だと思っています。
仲良しこよしの甘い線ではなく、
お互いの必要とする考えや気持ちがあってこそですが、
そのライダー個人が持つ空気のような人間性・・・「人間力」とでも言うのでしょうか、
その力があるのなら、
楽しくカッコ良くスノーボードの魅力を伝えられるなら、
そしてスノーボードを愛してやまないなら、
ライダーとしてこれ程充実している事は無いと思います。
年齢によってライダーがシーンに伝えられる事は違うと思うし、
ライダーとして最も大事な魅力を気付かせる事も自分の大事な仕事です。
この線の話は自分がライダー達とたくさん話し合い、幾度となく経験するものだと思います。
迷いながら時間をかけてどこが引き際の線か決めていくのでしょう・・・。
なんだか最後なのにまとまらない感じですが、
若くてガンガンなライダーは
見ているだけで力がみなぎるパワーをくれるし、
たくさんの経験を積んだ往年のライダーも
また存在感やその経験を伝える事で魅力のあるひとりになります。
カッコ良さ、楽しさを伝えることで、スノーボードに、ライダーに、
魅力を感じてくれる人達が増えてくれることを願い、最後のコラムにこの話題となりました。
シーズンは終わってしまいましたが、
雑誌、WEB、SHOPではたくさんのブランドの、たくさんのライダー達の魅力を伝える情報でいっぱいです。
横ノリバンザイ!
スノーボードは最高に気持ちのイイものですよ。
スノーボードに出会って良かった!と思える自分のような人間が増える事を!!
4回にわたって読んでくれてありがとうございましたー!!!
今後も686のWEBでは様々な情報を発信していきたいと思います~!
そして、次回からはスノーボードを始めた時から一緒に日本、海外と滑りに行ったプロスノーボーダーで
SHOP[Spiny]オーナーの小島敬雄(コジロー)へ繋ぎます。
Retailers,Magazine,Website,Independents,Friends & My family & My 686 team,
THANK YOU for everything and anything.
yeah!yeah!!686
686 TM J1
http://sixeightsix.com/
伊藤潤一
1回目
2012/4/4
『自分らしいチームマネージャーの位置』
2回目
2012/4/18
『楽しみ方の変化』
3回目
2012/5/16
『何度も何度も~QC~』
4回目
2012/6/6
『線を引く。』
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