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COLUMN |
SNOW COLUMN 2011/10/19 |
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『あればいい…ではなく、差別化、集客促進要因』
こんにちは!
ボードスマートの小泉保です。
2回目以降は、弊社の業務内容についてお話します。
今、日本に約650のスキー場があり、そのうちの70%には何らかのスノーパークがあるといわれています。
ただ、その大多数は専門のスタッフがいない、
いたとしても十分に教育されていない、
とりわけ、安全管理に十分な配慮がなされていないのが実情ではないでしょうか。
スノーパークは、ゲレンデの中で、怪我や事故が最も起こりやすい施設である一方、
お客様が「ここに行きたい!」と、目的意識をもって来場して頂ける可能性を秘めた施設でもあると考えます。
ボードスマートは、この点に注目しました。
スキー場に来て、たまたまスノーパークがあったから利用するのではなく、
滑って楽しく、安全で安心・・・
高品質のスノーパークならば、お客様はスノーパークを目的にスキー場に来てくれ、
面白ければ、そのシーズンに、そしてまた次のシーズンにリピートしてくださるのではないかと思います。
私たちのスノーパーク、「スノースタイルパーク」 は、
スキー場の、集客の目玉のひとつになるスノーパークをめざしています。
確かに、スキー場には若者だけではなく、ジュニアやキッズ、シニアまで幅広く来場し、
また、スノーパーク利用者ばかりではなく、スキーヤーも沢山いると、ご意見をたびたび頂戴します。
そのご意見に対し、(株)ボードスマートは、以下3点の回答を用意しています。
回答1 ・・・・
多くのスキー場において、今や、スノーボーダーは来場者の半数を遥かに超えます。
また、スノーボーダーの70~80%は20代から30代前半、独身の男女、スノーボーダーです。
彼らは、技術の上達に従ってスノーパークを楽しむようになります。
またこの年齢層は可処分所得が比較的多く、リピートを期待できますし、友人何人か誘い合わせて来場します。
さらに、ネット、クチコミ情報に敏感な年齢層でもあります。
回答2 ・・・・
弊社は、スノーパークを造営、保守管理するだけではなく、
その施設を初めて利用してもらうための集客促進策もパッケージに含んでいます。
例えば スノーパークビギナーに向けた「毎日パークレッスン」。
料金¥500~¥1,000で、1時間30分、
スノーパークのマナーや利用方法から、レールひとつ、キッカーひとつを習得するレッスンです。
これを毎日・・・シーズン中、約70回開催しています。
怖い、気まずいといった心理的な障壁を超え、やってみたら面白かったと感じてもらうレッスンです。
回答3 ・・・・
スノーボードパークではなく、「スノーパーク」です。
決してスノーボーダーだけが楽しむ施設ではありません。
当初の、パークレイアウトを考える時点から、
スキーヤーも、スノーボーダーも一緒に楽しめるように設計してあります。
スキー場は長らく装置産業・・・
ゲレンデがあり、レストハウスがあり、リフトを用意し、“お客様の来場を待つ産業”でした。
一方、社会状況の変化やスキー、スノーボード人口の減少などで、
ただ待っていればいい時代ではなくなり、
一転、積極的にお客様を呼び入れる策を講じなければならなくなりました。
スキー場にも、顧客満足やブランド ・・・・ マーケティングが必要になりました。
もはやスキー場は長年の先入観を棄て、
今の客層を見極め、彼らに何を提供したら喜んでもらえるかを考え、実施する、
これは避けて通れなくなっています。
スキー場のマーケティング課題の解決策のひとつとして、
ボードスマートは高品質なスノーパーク、集客促進や顧客満足調査までを含んだパッケージを提案しています。
次回3回目は、ここ数年、ボードスマート-「スノースタイルパーク」が取り組んでいる
サーフライドパークについてお話します。
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