COLUMN
SNOW COLUMN 2009/11/18
山崎 勇亀
1回目
2009/11/18
『核になるもの』
2回目
2009/12/2
『変化』
3回目
2009/12/16
『ヒッチハイク』
4回目
2010/1/6
『プロ』
『核になるもの』
SIDECAR 新美君からのバトンタッチで今回から計四回コラムを書くことになりました、山崎 勇亀です。
スノーボーダーとして17年、スケーターとして22年、
どちらかといえばスケーターです!っていうか確実にスケーターです!!
ですが、今回はスノーボーダーとしての依頼なのでスノーについてなにか書かなければと思い、
いままでスノーボードを続けてきて変わらなかったもの、ブレなかったもの、
今も自分の中で核になっているものジェイミー・リンについて書いてみたいと思います。
〈ジェイミー・リン〉LIB TECHの代表的なライダーでありレジェンド、
僕がスノーボードを始めた頃からビデオに出始めていて、
その独特な滑り、スタイルに魅了され一気にファンになりました。
それからは、滑り、トリック、ファッション、とにかく何でもマネしました。
ジェイミーは素手で滑ることで有名だったので、
僕もグローブのスポンサーが付くまではほとんど素手で滑っていたし、
あのデヴァンもジェイミーが好きで、まだ無名だった頃に北海道で吹雪の中を素手で滑っていたそうです。
スノーボードを始めてジェイミー憧れてから2年、ついに念願のジェイミー本人に会うことができました。
あまりものオーラに圧倒されて見ているだけでしたが本当に感動しました、
その時着ていたウェアとボードが来期に出るジェイミーモデルとのことで、
僕はどうしても使いたくてアマチュアながらもサポートしてくれていたスポンサーをやめて、
条件関係なく〈LIB TECH〉〈SESSIONS〉にサポートして欲しいとお願いしたほどです。
その後プロに上がり、同じLIB TECHのチームの一員として再会しました。
そこで一緒に滑ることで彼のプロとしての姿勢やファンの大切さを教えられました。
その時に僕の人生で一番の喜びがありました。
その日ジェイミーと一緒にデモンストレーションを終えて
ホテルの階段でバッタリ ジェイミーに出会うと日本語で
「イチバ~ン!!」
僕は英語が話せないので通訳してもらうと
お前の滑りが一番だったと聞いてビックリ、
憧れのジェイミーに認められた瞬間でした!!
僕にとっては神のような存在であり一生越えられない壁、
でも、そうやって常に追いかけているものがあるからこそ
今もこうしてスノーボードを続けていられるのだと思います。
ミーハーだと思われるかもしれませんが
その単純でブレない気持ちがスノーボードを始めた頃の楽しさを忘れない秘訣だと思います。
山崎 勇亀
1回目
2009/11/18
『核になるもの』
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