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COLUMN |
2014/4/2 |
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『人生は一度きり』
「いったい、お前はいつになったら仕事を辞めるんだ?
人生は一度きりだぜっ!」
「いや~、今の生活サイクルは結構気に入ってるんですよ!」
「よしわかった、俺が上司に言ってやる!」
「えぇ~っ、マジ意味わかんねっス。」
のっけから、ろくでもないやり取りを失礼。
この非生産的な事態は、日頃自分がお世話になっている
ある二人の先輩との会話のひとコマである。
しかも、二人の先輩同士はほぼ接点が無く、
自分は別々のシチュエーションで、
このやり取りに何度も見舞われている。
まぁ双方片手にジョッキを持っている時の会話なのだが、
黙って聞いていればよいものの、少しでも反論しようものなら
「日本では餓死しない!」
とか、あらぬ方向に話は進み、
最終的に収束不能な事態に陥るのは言うまでも無い。
しかし、自分が小さな選択に迷った時
このろくでもないやり取りは軽く背中を押してくれる。
2013年は弾丸TOUR YEARだった。
新年をオーストラリアはシドニーに向かう飛行機の中で迎え、
観光→スケート→パブ→カジノ→パブ→パブ→ピザという
過酷なルーティンを連日繰り返し、
猛暑を避けるべく8月は中国、北京に飛び
実際、猛暑は避けられたかは微妙だったが
天安門、スケートパーク「WOODWARD BEIJING」、
70円で大瓶サイズの青島ビールと
20円でコンビニサイズの肉まん、本場のPM2.5を堪能した。
また10月の連休には韓国を訪れ、
「冬のソナタ」で有名な春川で、
名物ダッカルビと15ftのバーチカルに舌鼓を打った。
年間3度の海外旅行、ショートステイだが全てスケートボードが絡んでいる。
注:「なんでアメリカ行かないの?」という声も聞こえますが、スルーします。
「スケートキャリアは21年目」とプロフィールに書いたが
正確には、
「スケートボードという相棒に、振り回され、必死にしがみついている。」と自分では思っている。
だから、3度の弾丸ツアーも
「スケートボードに連れて行ってもらった。」
という言い回しの方がきっと正しい。
2014年は何処に行くんだろう?
満足に身体が動くうちにアメリカにも行かないといけないな。
ヨーロッパにも行ってみたいし、中南米、アジア、
国内にも魅力的な場所はたくさんあるな。
寡黙で気まぐれな相棒に聞いても、当然反応は無いけど
今まで以上に振り回される年になるんだろうな、、。
他(世間一般的)にやるべき事はたくさんあるのに
こんなろくでもない事にどっぷりハマってる俺、大丈夫か?
時々不安になるけど、相変わらず改められない日々は続いてる。
次回は二人の先輩について書こうと思います。
って今回が最終回でした。
全4回、ろくでもない話にお付き合いありがとうございました。
では皆様、またどこかで。
松井 立
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